“禁断の移籍”の裏側に…I・マルティネスがバルサ移籍破談に言及「メッシを恨んでるかって?」

2022年6月2日(木)11時41分 サッカーキング

自身のキャリア転換期を振り返ったI・マルティネス [写真]=Getty Images

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 アスレティック・ビルバオのスペイン代表DFイニゴ・マルティネスが、自身のキャリアの転換期を振り返った。6月1日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 現在31歳のI・マルティネスはレアル・ソシエダの下部組織出身で2011年8月にトップチームデビューを飾ると、在籍6シーズン半に渡って活躍した。その後、2018年冬にDFアイメリク・ラポルテ(マンチェスター・C)の後釜として、アスレティック・ビルバオへ加入。今シーズンは公式戦34試合に出場し4ゴールを記録している。

 レアル・ソシエダと同じバスク自治州に本拠地を置くアスレティック・ビルバオへ“禁断の移籍”をしたI・マルティネス。ライバルクラブへの移籍を受けてレアル・ソシエダは、同選手のネームが入ったユニフォームを他の選手のネームが入ったユニフォームと無償で交換する対応をとるなど、“禁断の移籍”は大きな波紋を呼んだ。I・マルティネスは「レアル・ソシエダでの数年間はとても素晴らしいものだったけど、今は別のビッグクラブに移籍した。僕と同じように、誰も好き好んでドノスティを去ろうとはしないだろう。たくさんの騒ぎと嘘があったんだ」と当時の騒動を振り返った。

 “禁断の移籍”の半年前、2017年夏にバルセロナ加入が近づいていたI・マルティネス。しかし当時、バルセロナでプレーしていたFWリオネル・メッシが、同選手の加入はチームメイトのハビエル・マスチェラーノの立場を脅かすと考え、獲得に難色を示したことで、移籍が白紙に戻ったと一部メディアでは報じられていた。この件について、I・マルティネスは「メッシを恨んでるかって? いつも憧れの対象だよ。確かに、バルサで終わる可能性もあったのは事実だけど、それは適切なタイミングではなかった。今、アスレティックでとても幸せなんだ」と告白。また、アスレティック・ビルバオとの現行契約満了まで1年に迫っていることについては「時期が来ればじっくりと話をすることになると思うけど、(今)とても満足している。あと1年、その間に時間はある」と契約延長の姿勢を示している。

サッカーキング

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