英代表GKピックフォード、アーセナル守護神ラムズデールとのポジション争いを歓迎「常に追い込まれたい」

2022年6月2日(木)17時12分 サッカーキング

イングランド代表に召集されている(左)ピックフォードと(右)ラムズデール [写真]=Getty Images

写真を拡大

 UEFAネーションズリーグに臨むイングランド代表GKジョーダン・ピックフォードが、イングランド代表でのポジション争いについて言及した。5月31日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 現在28歳のピックフォードは、2017年11月にイングランド代表デビューを飾って以来、“スリーライオンズ”(イングランド代表の愛称)の守護神として君臨。イングランド代表のFIFAワールドカップロシア2018での4位入賞、EURO2020での準優勝に大きく貢献した。今シーズンも所属クラブのエヴァートンで最後尾からチームを支え、好セーブを連発。チームのプレミアリーグ残留に大きく貢献した。

 イングランド代表を率いるガレス・サウスゲイト監督から絶大な信頼を寄せられているピックフォードだが、現在のイングランド代表には、彼と同様に高い評価を受けるGKがもう一人存在する。今シーズンからアーセナルに加わったアーロン・ラムズデールだ。アーセナル加入後わずか3試合でドイツ代表GKベルント・レノからポジションを奪い、スーパーセーブや落ち着いたビルドアップ参加を武器にチームの守護神に定着した。一部ファンの間では、ラムズデールがイングランド代表でも正GKを務めるべきとの声も挙がっており、ピックフォードに勝るとも劣らない高い評価を受けている。

 11月に開催されるFIFAワールドカップカタール2022に向け、加熱することが予想されるポジション争いについて、ピックフォードは「アーロン(ラムズデール)は素晴らしい選手だ。アーセナルでの最初のシーズンで信じられないようなパフォーマンスを見せていたね」と、ラムズデールの実力を認めつつ、代表でのポジション争いを歓迎していると強調した。

「常に議論され、誰かが自分のポジションに挑戦してくる。僕は常に追い込まれたいと思っているよ。そのチャレンジが楽しいし、イングランド代表の正GKでいるための原動力にもなっている。日々の練習では常にベストを尽くさなければならないからね。僕は、みんなが良いプレーをし合って、お互いがもっと良くなるようにプッシュし合えれば良いと思っているよ」

 果たしてイングランド代表のゴールマウスを守るのは誰になるのだろうか。イングランド代表の正GK争いから目が離せない。UEFAネーションズリーグでリーグAのグループ3に属するイングランド代表は、4日に敵地でハンガリー代表、7日に敵地でドイツ代表、11日にホームでイタリア代表、14日にホームでハンガリー代表と対戦する。

サッカーキング

「フォード」をもっと詳しく

「フォード」のニュース

「フォード」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ