DTMニュルブルクリンク公式テスト:2日目はハプスブルクのアウディがトップタイムを記録

2020年6月10日(水)17時55分 AUTOSPORT web

 6月9日、DTMドイツ・ツーリングカー選手権の公式テストの2日目がニュルブルクリンクで行われ、11名のドライバーが走行。午前、午後ともフェルディナンド・ハプスブルク(アウディRS5 DTM)がトップタイムをマークした。


 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、スケジュールが大幅に変更されたDTMの2020年開幕へ向け行われているDTMの公式テスト。2日目はジェイミー・グリーン、ロイック・デュバル(アウディ)、ルーカス・アウアー(BMW)らが加わり、2メーカー合計で11名のドライバーが走行した。


 2日目は、午前のセッションでハプスブルクが1分19秒319をマークし首位に。初日トップタイムのフィリップ・エング(BMW M4 DTM)が2番手、グリーンのアウディが3番手に続いた。午後もトップ3の顔ぶれは変わらず、ハプスブルクが1分19秒629をマークし、ふたたび首位で2日目を終えた。


 DTMでは今回のテストに向け、詳細な新型コロナウイルスに対する計画を実施している。最も重要なルールとして、回避可能な接触を可能な限り避けるため、BMWとアウディの両メーカー、タイヤサプライヤーのハンコックなど、それぞれ関係する組織にゾーンが定義され、これにチームなどののサブゾーンが用意される。


 これらのゾーンのなかで衛生管理者が立てられるほか、参加者全員がマスクを着用。また、ドライバーなどが取材などのためのゾーンに入るときには、保護レベルが上げられ、EUのFFP2規格に適合したマスク、手袋の着用などを求めている。また、発熱などの症状がスタッフにみられた場合、すぐに抗体検査を行える体制も整えられているとしている。


「今日は一層チームとチームとクルマに慣れることができたと思うよ。いい一日を過ごすことができたし、最終的にトップタイムなんだからハッピーだね」とハプスブルクはテスト2日目を振り返った。


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