4年前にもリヴァプール加入に迫っていたシャチリ…破談の一因は現在のライバル?

2018年6月11日(月)7時1分 サッカーキング

4年前にもリヴァプール加入に迫っていたというシャチリ [写真]=Getty Images

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 リヴァプールが獲得を狙っていると報じられているスイス代表MFジェルダン・シャチリだが、4年前にも同クラブへと加入する可能性があったようだ。地元紙『リヴァプール・エコー』が報じている。

 今シーズンのシャチリは極度の低迷によって降格を余儀なくされたストークにあって奮闘を見せ、リーグ戦36試合の出場で8ゴール7アシストという数字を残している。

 シャチリはチャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)でプレーするつもりはないことを明言しており、移籍が濃厚とみられている。既にリヴァプールやトッテナム、サウサンプトンといったクラブが、獲得に興味を示していると伝えられているところだ。

 そんなシャチリだが、2016年に行われたドイツメディア『Spox』からのインタビューに対して次のように答えており、バイエルンに在籍していた2014年に、リヴァプールとの間で移籍についての選手間合意に達していたことを明かしている。

「僕は夏にリヴァプールとアトレティコ・マドリードからのオファーを受けていて、本当に移籍したいと思っていたんだ」

「僕はリヴァプールを選んだ。ブレンダン・ロジャースはワールドカップの前に何度か僕に電話をくれたけど、バイエルンは僕に移籍を許さなかったんだ」

「その後、この話は少し膨らまされて、色々な議論を生んだよ。バイエルンの役員たちはシーズンを通じて状況は変わっていくと信じていたけれど、実際はそうならなかったんだ」

 ちなみに、この時バイエルンの指揮を執っていたのが、誰あろうジョゼップ・グアルディオラ監督だった。今シーズン、プレミアリーグやチャンピオンズリーグ(CL)でユルゲン・クロップ監督率いるリヴァプールと激闘を演じた名将が、意外な形でその名を出しているのもまた面白いところだ。

 なお、シャキリは移籍が破談になった後の2015年1月に、インテルへのレンタル移籍を選択。同クラブへの完全移籍を経て、2015年8月にストークへ加入し、活躍の場をプレミアリーグへと移している。

サッカーキング

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