「本塁打が出るときは…」巨人・岡本和真 交流戦MVPも視野 レジェンドOBに語った「打撃の極意」とは

2023年6月13日(火)12時27分 ココカラネクスト

今春のWBCでも存在感を示した岡本和(C)CoCoKARAnext

 巨人の主砲、岡本和真内野手が交流戦に入っても好調をキープしている。

 10日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)では2試合連続、ホームランキング独走となる15号2ランをマーク。交流戦に入ってからは12戦6発と量産態勢に入る。

【動画】勢いが止まらない!岡本和真が10日のソフトバンク戦で2試合連続、キング独走となる15号を放った場面

 現在チームは交流戦12試合を戦い、7勝5敗。DeNAと並んで首位タイにつけるが、交流戦個人打撃成績でも岡本和の6本塁打はトップ、12打点(2位)、打率・395(4位)と3部門で上位を占めるとあって、残り6試合の主砲の働き次第ではチームの交流戦V、自身のMVP獲得も視野に入る。

 また昨年3、4月は10本塁打をマークし、月間MVPを獲得するなど好調だったが、5月、6月に調子を落とした岡本和。今春はWBCの激闘を経ても尚、春先から好調をキープしている。そこには何があるのか。

 巨人OBでもある上原浩治氏のユーチューブチャンネル「雑談魂」が3週間前に更新した動画で岡本和が上原氏の直撃に応えている。同動画は5月3日に撮影されたものだという。

 まず一つは肉体面の変化も大きかったという。昨年に比べて「10キロ減。体いい感じです」と明かした岡本和。体がシェイプされたことでコンパクトなスイングにもつながり、守備にも好循環が生まれている。

 また岡本和といえば、豪快な一発が代名詞。この点に関して、上原氏が打席での心構えを聞く中で「(ホームランを)打ちたいと思ってやっているの?」というストレートな質問に対し、岡本和は「あまり思ってないです」とした。

 その上で本塁打が出るときの特徴として「僕はもう無関心というか」「(投手の)足元に打ち返そうと思ったほうがホームランになってます」と語った。一発を狙いにいくのではなく、打撃の基本であるセンター返しの延長戦上に本塁打が出るという見解を示した。

 すでにここまで15本塁打でキング独走。その後を11本で宮崎敏郎(DeNA)、牧秀悟(DeNA)、村上宗隆(ヤクルト)が追う。岡本和の打棒が勢いを増せば、それだけ目指すV奪回にもつながる。今後の活躍にも期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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