「信じられない才能」大谷翔平を絶賛したレ軍指揮官　二刀流の大活躍は“想定外”「これほどまでになるとは思わなかった」

打撃が好調の大谷。明日はマウンドでも存在感を発揮したい(C)Getty Images

　現地６月１４日（日本時間１５日）、エンゼルスの大谷翔平は敵地で行われたレンジャーズ戦に「２番・ＤＨ」で先発出場。２１号２ランを含む４打数２安打２打点、１四球の活躍で、今季最長となる１１試合連続安打をマークした。

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　この試合では敗れたものの、前日まで３連勝を飾っていたエンゼルス。その中心で大谷が輝いているのは間違いない。１２日（日本時間１３日）のレンジャーズ戦では７回の第４打席に１９号、１２回の第６打席に２０号を叩き込んだ。驚愕のパワーを見せつけた大谷は、本塁打ランキングでヤンキースのアーロン・ジャッジを抜いてリーグ単独トップに浮上した。１３日（日本時間１４日）の同戦では、自己最多タイとなる１試合５出塁を記録する２打数２安打３四球の活躍でチームの勝利に貢献した。

　勢いが止まらない二刀流スターの活躍に現地は沸いている。オールスター中間発表の指名打者部門では大谷がリーグトップの得票数を得た。

　そんな大谷の躍動ぶりには敵将も“脱帽”の様子だった。米メディア『ＦａｎＮａｔｉｏｎ』は「テキサス・レンジャーズ監督、エンゼルスのスター、ショウヘイ・オオタニを『信じられない才能』と評す」とのタイトルで記事を配信。レンジャーズを率いる名将ブルース・ボウチー監督が大谷についてコメントした内容を紹介した。

　同メディアは、ボウチー監督が大谷の活躍に驚嘆するばかりの様子で「彼が今やっていることは全てが偉大だ。素晴らしい投手であり、打つこともできるし、スピードがあって盗塁もできる。いかに素晴らしい才能の持ち主であるかを示している」と語ったことを記載。

　また、同監督は「正直なところ、（二刀流で）これほどまでになるとは思っていなかった」と本音を吐露。「オオタニが初めてこちらに来たときのことを今でも覚えている。私は彼を（ジャイアンツに）引き抜こうとした一員だったから。ただ、（二刀流が）うまくいくものかどうかは正直わからなかった」と話し、ここまでの二刀流での活躍は想定外だったという心情を明かした。

　ＭＬＢ史上初となる３年連続「２０本塁打＆１００奪三振」を達成した大谷翔平。二刀流での活躍には敵将も称賛せざる負えないようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]