鈴鹿8耐:中須賀「昨年以上に強力なチームになる」。特別カラーのYZF-R1のスタジオショットも公開に

2018年6月16日(土)22時14分 AUTOSPORT web

 6月16日、ヤマハは全日本ロードレース第4戦の舞台となっているスポーツランドSUGOで、7月26〜29日に鈴鹿サーキットで開催される“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第41回大会の参戦体制を発表。ファクトリー体制のYAMAHA FACTORY RACING TEAMから鈴鹿8耐への出場が決まった中須賀克行、アレックス・ロウズ、マイケル・ファン・デル・マークの3人が4連覇へ向けた意気込みを語った。


 2017年の鈴鹿8耐で優勝し、3連覇を達成したヤマハ。2018年は4連覇を達成すべく、3連覇を牽引した中須賀克行、アレックス・ロウズ、マイケル・ファン・デル・マークの3人で挑む。チームを率いるのは、全日本ロードレース選手権JSB1000でヤマハのファクトリーチームを指揮する吉川和多留監督だ。


 史上初の鈴鹿8耐4連覇の記録がかかる中須賀は「YZF-R1の20周年という節目の年に、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームで4連覇に挑戦できることをとてもうれしく思います」と次のようにコメント。

スポーツランドSUGOで鈴鹿8耐参戦体制発表会を行ったヤマハ


「今年のライバルも強力なラインアップになりますが、僕自身は全日本で、アレックス選手とマイケル選手はスーパーバイクでR1とともに好調を維持しており、その3人が再集結するということで、昨年以上に強力なチームになると自負しています」


「R1の20周年に華を添えられるよう、ファンの皆さんの期待に応えられるようがんばりますので、今年も応援よろしくお願いします」


 ヤマハのファクトリーチームから3年連続出場となるロウズは「本当に大切で、楽しいレースである鈴鹿8耐に、再びヤマハのファクトリーライダーとして参戦できることを光栄に思う」と述べ、意気込みをこう語る。


「昨年ともに大きな成功を収めたマイケル、そして中須賀サンと再びチームを組めることをとても楽しみにしているよ」


「僕にとって今回は、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームで3年連続の勝利を、20周年記念のR1によって達成するチャンスになる。今から本番が待ちきれないよ!」


 ファン・デル・マークは「ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームの一員として再び鈴鹿8耐に参戦できることをとてもうれしく思う。僕たちは昨年すばらしいレースをすることができた。YZF-R1の20周年を祝う今年の鈴鹿8耐でも、アレックスと中須賀サンとともに、きっとよい結果を得ることができると信じている」とコメントしている。


 また発表に合わせて、ヤマハは鈴鹿8耐仕様のYZF-R1をお披露目。スタジオショットも公開した。

鈴鹿8耐仕様のヤマハYZF-R1(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
鈴鹿8耐仕様のヤマハYZF-R1(YARTヤマハ)
鈴鹿8耐仕様のヤマハYZF-R1(GMT94ヤマハ)


 2018年の鈴鹿8耐を戦うYZF-R1は、1998年に発売したYZF-R1の20周年を記念したもの。赤・白のカラーリングをベースに、初代モデルの『YZF』と『R1』ロゴ、そして『20周年記念』ロゴなどが掲げられる。また、YARTヤマハとGMT94ヤマハの2チームも、赤・白のカラーリングを施したマシンで鈴鹿8耐に出場する。


 鈴鹿8耐4連覇に向け盤石な体制を敷いたヤマハ。41回目の開催となる鈴鹿8耐で史上初の記録が生まれるかもしれない。

YARTヤマハとGMT94ヤマハの鈴鹿8耐仕様YZF-R1
鈴鹿8耐仕様のヤマハYZF-R1(YARTヤマハ)
鈴鹿8耐仕様のヤマハYZF-R1(GMT94ヤマハ)
現行YZF-R1と初代YZF-R1
現行YZF-R1と初代YZF-R1


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