S・ラモス&ヴァラン退団も…ミリトンが新時代到来を示す「なぜマドリーにいるのかを証明した」

2022年6月16日(木)16時42分 サッカーキング

今季を振り返ったミリトン [写真]=Getty Images

写真を拡大

 レアル・マドリードのブラジル代表DFエデル・ミリトンが、今シーズンを振り返った。15日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 現在24歳のミリトンはサンパウロの下部組織出身で2017年にトップチーム昇格すると、ポルトを経て、2019年夏にレアル・マドリードへ加入した。当初、同クラブのセンターバックとして君臨したDFセルヒオ・ラモスとDFラファエル・ヴァランの後塵を拝していたものの、2020−21シーズン終盤から出場機会が増加。今シーズンは公式戦50試合に出場する活躍を見せて、ラ・リーガ、スーペルコパ・デ・エスパーニャ(スーパー杯)、チャンピオンズリーグ(CL)制覇に大きく貢献している。

 レアル・マドリードで一時代を築いたセンターバックコンビが揃って退団し、守備面が不安視されていたが、安定したパフォーマンスを発揮したミリトンは「2人が去ったとき、ファンのみんなは『彼らがクラブで歴史を作った』と言っていた。でも僕は、出番が来たと思っていたし、ファンやみんなに頼られる選手になろうと決意したんだ。実力を示し、僕がなぜマドリーにいるのかを証明した」と新時代の到来を示した。

 また、今シーズンからペアを組むオーストリア代表DFダヴィド・アラバについて「彼が到着して、すぐに関係性を築けた。ずっと前から一緒にプレーしていたような感覚だったよ。アラバはチームのみんなに喜びをもたらしてくれたね。常にモチベーションが高く、試合中もエネルギーに満ち溢れている」と告白。続けて「これまで勝ってきたことを考えれば、自分たちが世界最高のペアだと思う」と自信を覗かせている。

 最後にミリトンは、開幕まで5カ月を切ったFIFAワールドカップカタール2022について「これだけのものを手に入れても、ワールドカップの舞台に立つことは喜びであり、夢なんだ。サッカー選手なら誰しもが、その意味を理解している。僕にとって、そのすべてを経験できる初めての機会」と自身初のW杯への思いを口にしている。

サッカーキング

「退団」をもっと詳しく

「退団」のニュース

「退団」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ