ホンダ:M.マルケス、総合14番手で初日を終える「今日は複雑な1日だった」/第7戦ドイツGP初日

2023年6月17日(土)9時6分 AUTOSPORT web

 6月16日、2023年MotoGP第7戦ドイツGP MotoGPクラスのプラクティス1、2がドイツのザクセンリンクで行われ、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスは総合14番手となった。初日は、不安定なコンディションの中で行われた。午前のプラクティス1でマルケスは好調に周回を重ねたが、午後のプラクティス2ではセッション終盤に転倒を喫し、トップ10入りを逃した。なお、ジョアン・ミルは前戦イタリアGPのプラクティス2で転倒、右手負傷のため欠場となっている。


 マルケスは金曜日午前中のプラクティス1では、セッション開始から上位につけると、1分20秒854をマークし、トップタイムをマークしたヨハン・ザルコ(プリマ・プラマック・レーシング)から、わずか0.152秒差の2番手となった。


 午後に行われたプラクティス2では、断続的に雨が降り続いた影響で開始が遅れ、また、セッション中は転倒によるイエローフラッグが多く、レッドフラッグによる中断もあった。


 このセッションでマルケスは、フライングラップの1コーナーでフロントを失い転倒。ピットレーンからコースに出ようとしていたザルコに、転倒したマルケスのマシンが接触した。このアクシデントでは、両ライダーとも大きな怪我はなく、マルケスは残りのセッションをセカンドバイクで走行することができた。


 マルケスは、この転倒の影響もあり、プラクティス1のタイムを更新することができず、結果、プラクティス1でマークしたベストタイムによって総合14番手で初日を終えている。


■マルク・マルケス(P1:2番手、P2:18番手)
「今日はいい形で始まりましたが、難しい金曜日になった。走り出してからすぐに限界を感じ、セットアップに集中しなければならなかった。午後のセッションでは、残念ながら転倒を喫し、ピットレーンを出ようとしていたザルコに転倒したマシンがぶつかってしまった。幸いにもふたりともケガはなく、とてもラッキーだったよ」


「セッション後、ザルコのところに行って彼の無事を確認した。今日は多くのライダーが自分と同じように1コーナーで転倒していた。あの周回はプッシュしていたし、あの状況を回避できたとすれば、それはザルコの方だったと思う。もし、僕のミスだったとしても、それを受け入れる。今日は複雑な一日だった。明日はフィーリングを改善するために引き続き努力していくよ」

マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)/2023MotoGP第7戦ドイツGP初日


■ジョアン・ミル(欠場)

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