天才ぶりを発揮した4安打! 吉田正尚が見せた不振脱却の猛打に米記者も絶賛「この男は一息つくと大暴れする」

2023年6月17日(土)15時0分 ココカラネクスト

ヤンキース戦でメジャー初の4安打をマークした吉田。その打棒に賛辞が止まらない。(C)Getty Images

 日本球界屈指の天才バットマンが猛打を披露した。

 現地6月16日に本拠地で行なわれたヤンキース戦に吉田正尚は「5番・DH」で先発出場。2本のタイムリーヒットを含む4打数4安打3打点と活躍し、宿敵とのビッグゲームでの15対5の快勝に大きく貢献した。

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 天才的なバットコントロールに球場も熱狂した。吉田はレッドソックスが1点を追っていた初回2死一、二塁の好機で迎えた第一打席にレフトにそびえ立つ“グリーンモンスター”に直撃する逆転のタイムリー二塁打を記録。これで背番号7は勢いに乗った。

 3回無死二塁で迎えた第2打席にライト前に軽々とタイムリーヒットを記録すると、4回1死の第3打席は一塁へ全力疾走で内野安打を奪取して“猛打賞”に。そして6回に先頭で迎えた第4打席には、再び左中間にツーベースをマークしてメジャーで自身初の1試合4安打を記録した。

 注目を集めたヤンキースとのライバル対決で出色のパフォーマンスを披露した吉田。本拠地のファンから割れんばかりの歓声を送られた29歳の日本人スラッガーには、現地の識者たちも賛辞を贈った。

 米メディア『Barstool Sports』などで執筆しているジャレッド・カラビス記者は自身のツイッターで「マサタカ・ヨシダは、これから半世紀、ヤンキースに悪夢を見せるためにここにいる」と大絶賛。さらに米ポッドキャスト『Name Redacted』に出演するテイラー・ミリケン氏は「この男は一息つくといつも大暴れするんだ」と本拠地で見せつけた猛打を絶賛した。

 試合後のフラッシュインタビューで「(メジャー初の4安打は)素直にうれしい」としながらも、「ラッキーな安打もあった。また明日も打てるように準備していきたい」と冷静さを失わなかった吉田。出場した直近5試合で打率.063とブレーキがかかっていた29歳だが、打率もアメリカン・リーグ2位の.309に戻して一気に復調していきそうな気配だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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