「自分の思いどおりに操れるクルマ」を得た野尻智紀。「未勝利の流れを払拭したい」【SF第5戦SUGO予選後会見】

2022年6月18日(土)17時41分 AUTOSPORT web

 2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦SUGOの公式予選が終了し、ポールポジションを獲得した野尻智紀(TEAM MUGEN)、2番グリッドを獲得したサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)、そして3番グリッドを獲得した大津弘樹(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が会見に出席し、予選を振り返った。


■野尻智紀(TEAM MUGEN)
予選ポールポジション
タイム:1分4秒349


「今回で11回目のポールポジションです。そんなにポールポジションを獲れたんだと思うと感慨深いですね。当然、僕ひとりだけではレースはできません。たくさんの方々に支えられてレースができていますので、またここから、明日に向けてもさらに必死に頑張らないといけないなと思いました」


「今日も、チームのみんなに助けられたからこそ、ポールポジションという結果が出たのだと思います。朝からセットアップのアジャストを非常に細かくやってもらったおかげで、レース人生のなかでもかなり上位に入るクルマの仕上がりでした。Q2では、めったにないくらい“クルマを自分の思いどおりに操れる”といった感覚もありました」


「とはいえ、ここ最近はポールスタートが続きましたが、優勝はできていませんので、そろそろこの流れを払拭したいと思っています。明日の決勝が本当の戦いですから、気を引き締めて、明日も思いっきり頑張りたいなと思います」

2022スーパーフォーミュラ第5戦SUGO 野尻智紀(TEAM MUGEN)


■サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)
予選2番手
タイム:1分4秒706


「本当にいい予選だったね。実のところ、今日の予選でこんなにいい結果が出るとは思ってなかったんだ。午前中の公式練習ではいろいろと難しい部分もあったし、昨年のSUGO大会は走れなかったからね」


「さらにいえば、2年前はアクシデントで1周もできずにレースを終えていた。だから、SUGOに向けてはそれほど自信がなかったんだ。それゆえに予選2番手という結果は本当に嬉しいね」


「予選に向けて僕のクルマは本当に安定していたから、この安定感をレースにも引き続き持っていきたいと思ってるよ。明日のレースも集中して、ベストを尽くそうと思う。明日は雨が降るかはわからないけど、いいスタートを決めて、ポイントもたくさん獲得できるようないい結果で週末を終えたいね」

2022スーパーフォーミュラ第5戦SUGO サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)


■大津弘樹(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
予選3番手
タイム:1分4秒785


「シーズン前のテストではマシンのフィーリングがすごく良く手応えを感じていたのですけど、開幕してからは予選での一発を出し切れなかったり、決勝でも接触したり……。 あまり目立った成績を残さないまま第5戦を迎えました。前回のオートポリスでは予選で結構なミスをしてしまい、(クルマは)予選3番手以内に入れるかな、という手応えはありましたが……逃してしまったので、そういった反省を踏まえて今大会に臨みました」


「今日は走り出しから結構フィーリングも良く、すごく手応えがあったので、 予選も前回の反省も踏まえ、しっかり力を出し切ろうと思ってアタックしました。その結果は3番手と、トップの野尻選手には大きく離されてしまいましたが、まず自分のなかの課題をひとつ消化できたことは今後に繋がる。そんな予選になったと思います」


「明日は3番グリッドからのスタートですが、SUGOはオーバーテイクが難しいサーキットなので、なんとかスタートで前に出て、もちろん優勝を目指して頑張りたいと思います」

2022スーパーフォーミュラ第5戦SUGO 大津弘樹(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

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