ホームラン量産中の大谷翔平 その要因を球界OBが解説「ポイントが身体の真ん中に来ている」

2023年6月18日(日)16時57分 ココカラネクスト

メジャートップの23本塁打を放つ大谷。この調子を維持すればMVPは間違いないだろう(C)Getty Images

 ホームランの量産体制に入った大谷翔平。6月の成績は打率.422、10本塁打、22打点、OPS1.541と驚異的な成績を残している。本塁打23本はMLBトップ。56打点はア・リーグトップタイで、二冠王も視野に入っている。

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 絶好調の大谷、今年の打撃面での状態の良さはどこに要因があるのだろうか。現役時代にヤクルトや巨人で活躍したアレックス・ラミレス氏が自身のYouTubeチャンネルで、大谷の打撃フォームの変化を語った。

 まずラミレス氏は「昨年はかなりアッパースイングでホームランを狙っていた」としつつ、今年は「肘と手首をより上手く使い、コンタクトのポイントが身体の真ん中に来ていて、逆方向にもパワーがある打球を打つことができる」「しっかりボールを引きつけることができているので、無理に引っ張る必要もなく、センターまたは逆方向へ無理なく打つことができている」と解説。

 次に四球の少なさと三振の多さに触れ、この辺りを修正すると打率3割をキープできるという。今後の活躍については「今のバッティングなら左中間と右中間への打球が増え、二塁打も増えるだろう」と、本塁打や打点だけでなく、得点も増える可能性を示唆。そして、期待通りの成績を残すことができれば「MVPをまた獲得できる」と予想した。

 最近の大谷はセンターからレフト方向へのホームランが目立つ。12日のレンジャーズ戦で放った19号はセンターの頭上を大きく超える推定飛距離139.9メートルの特大アーチ。6月14日のレンジャーズ戦で放った21号は左中間の一番深いところに突き刺した。そして、16日のレンジャーズ戦の22号も21号同様に左中間スタンドに叩き込み、18日のロイヤルズ戦では特大23号をセンターへ運んだ。

 ラミレス氏が指摘しているように、ボールをしっかり呼び込んで左方向に強烈な打球を飛ばす打席は少なくなく、状態の良さがうかがえる。今後も連日の“ショータイム”を楽しめそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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