新型コロナ対策支援のオークションが終了。マクラーレンMP4-24が最高額の約880万円で落札

2020年6月24日(水)16時36分 AUTOSPORT web

 新型コロナウイルスの感染拡大に立ち向かう世界的な取り組みを支援するための資金調達を行おうと、RMサザビーズがFIA(国際自動車連盟)の委託を受けて行った特別オークション『#RaceAgainstCOVID』が、6月22日に閉幕した。収益金は国際赤十字・赤新月社連盟に寄付される。


 オンライン限定のオークションには今回の趣旨に賛同する多数のドライバーとチームからさまざまな品物が拠出され、モータースポーツにまつわる95点の収集品や歴史的記念品が競売にかけられた。オークションには、43カ国から400名を超える入札者が参加した。


 最高の落札額を記録したのはマクラーレンF1から出された2009年型マシン『MP4-24』のショーカーで、その価値に見合う6万6000ポンド(約880万円)で落札された。


 オークションには多くの目玉品も登場した。高名なアーティスト、ポール・オズが制作したアイルトン・セナの彫像が4万8000ポンド(約640万円)で売れたほか、デイモン・ヒルが1995年にウイリアムズで使用したレーシングスーツとヘルメットには3万9600ポンド(約530万円)という高値がついた。


 さらに、2012年のレース・オブ・チャンピオンズでミハエル・シューマッハーとセバスチャン・ベッテルが走らせたバギーは3万6000ポンド(約480万円)で即落札され、ルイス・ハミルトンのサインが入ったメルセデスのレーシングスーツ、グローブ、ブーツのセットには3万1200ポンド(約420万円)で買い手がついた。


 全体として、FIAは今回のオンラインオークションで、国際赤十字・赤新月社連盟に寄付する目的で計845,472ポンドないし944,392ユーロ(約1億1400万円)の収益を上げた。


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