DTMドイツ・ツーリングカー選手権、7月の第2戦ラウジッツリンクから観客の入場を再開

2021年6月26日(土)12時33分 AUTOSPORT web

 6月25日、DTMドイツ・ツーリングカー選手権は7月23〜25日の第2戦ラウジッツリンク、8月6〜8日の第3戦ゾルダーから、観客の動員を再開すると発表した。当局とともに制作された観客動員のプランにともない、ラウジッツリンクでは1日あたり最大1万人、ゾルダーでは1日最大5000人のファンを入場させる。


 2021年からGT3カーを使ったシリーズとして再スタートを切ったDTMドイツ・ツーリングカー選手権は、すでにイタリアのモンツァで第1戦を開催し、レース1ではリアム・ローソン(レッドブル・AFコルセ/フェラーリ488 GT3)が、レース2ではケルビン・ファン・デル・リンデ(アプト・スポーツライン/アウディR8 LMS)が優勝を飾った。


 そんなDTMは、2019年まで非常に多くの観客を集めていた人気シリーズだったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で無観客開催となっていた。そんなシリーズが、2021年の第2戦から観客動員を再開することになった。


 動員にあたっては、グランドスタンドの収容人数が限られていることから、ラウジッツリンクでは1日あたり最大1万人、ゾルダーでは1日最大5000人のファンと定められた。ラウジッツリンクでは、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた人、新型コロナウイルス感染症から回復した人、検査で陰性だった人が来場可能。スタンドでの着席中はマスクを着用する必要がない。ただし、イベントエリアでは医療用フェイスマスクの着用が義務づけられる。


 第3戦ゾルダーでは、グランドスタンド3、森のエリアにあるグランドスタンド6に入場が可能。ただしラウジッツリンク、ゾルダーともにパドックへの入場は許可されていない。


「ついにDTMでふたたびファンを迎えることができることを待ちきれない。モンツァでの開幕戦が成功した後、ラウジッツリンクとゾルダーで観衆を迎えることができるのは、すべてのDTMファンにとって素晴らしいサインだ」とDTMを運営するITR e.Vのマネージングディレクターを務めるベネディクト・ベーネは喜びを語った。

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