鹿島が4戦ぶり白星! エヴェラウドが今季J1初得点など躍動、札幌に4発快勝

2021年6月27日(日)20時25分 サッカーキング

鹿島が札幌との今季4度目の対決を制した [写真]=J.LEAGUE

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 明治安田生命J1リーグ第20節が27日に行われ、鹿島アントラーズと北海道コンサドーレ札幌が対戦した。

 JリーグYBCルヴァンカップ・グループステージで同組だった両者は、今季ここまで3度対戦し、鹿島が1勝2分と勝ち越している。4度目の対戦は、10分に鹿島が先制する。左コーナーキックから荒木遼太郎がピンポイントのボールを供給すると、中央で犬飼智也が頭で合わせて押し込んだ。

 追加点を狙う鹿島は22分、土居聖真のスルーパスに抜け出した荒木がペナルティエリア内に侵入。しかし、シュートはわずかにゴールの左に外れてしまう。32分には敵陣高い位置でボールを奪ってショートカウンターを展開する。左から杉岡大暉が送った絶妙なクロスに土居が頭で合わせたが、叩きつけたシュートは枠の上に外れた。追う札幌はボールを握る時間が続いたものの、決定的な場面を生み出すには至らず。試合は鹿島の1点リードで折り返した。

 鹿島は後半立ち上がりの48分にリードを広げる。相手GK菅野孝憲のロングボールを犬飼が頭でクリアすると、落下点に入ったエヴェラウドは相手をブロックしつつ胸でボールを落とす。後ろから飛び込んで回収したディエゴ・ピトゥカは、冷静に左足でゴール左下隅に流し込み、加入後初得点を記録した。

 さらに63分、鹿島が3点目を獲得する。敵陣中央からドリブルを仕掛けたエヴェラウドは、力強い突破でゴール前まで侵入。フィニッシュには持ち込めなかったが、こぼれ球を常本佳吾が押し込んだ。69分にはコーナーキックのこぼれ球を拾ったエヴェラウドが右足で突き刺し、鹿島がダメ押しの4点目を獲得する。常本はプロ初得点、エヴェラウドは今季リーグ戦での初得点となった。

 試合はこのまま終了し、鹿島はリーグ戦4試合ぶりの白星となり、J1リーグでのホーム通算300勝を達成した。札幌はリーグ戦5試合ぶりの黒星となった。次節、鹿島は7月11日にアウェイで柏レイソルと、札幌は同月4日にホームで徳島ヴォルティスと対戦する。

【スコア】
鹿島アントラーズ 4−0 北海道コンサドーレ札幌

【得点者】
1−0 10分 犬飼智也(鹿島)
2−0 48分 ディエゴ・ピトゥカ(鹿島)
3−0 63分 常本佳吾(鹿島)
4−0 69分 エヴェラウド(鹿島)

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