フェルスタッペンが今季初優勝「傍から見るほど楽じゃなかった。これほどうれしい勝利はない」:F1オーストリアGP日曜

2018年7月2日(月)11時1分 AUTOSPORT web

 2018年F1オーストリアGP決勝で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは今季初優勝を挙げた。
                         


■アストンマーチン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=1位
 レッドブル・リンクで勝つことができてものすごくうれしい。オランダからファンがたくさん来てくれていたし、今日勝てるとは考えていなかったからなおさらだ。


 最高の週末になったよ。優勝する場所を選べるのだとしたら、ここで勝つことが理想的だ。レッドブルのマシンに乗って、レッドブル・リンクで勝つことがね。


 全体的にマシンの動きに満足している状態でレースに臨んだ。僕はいつも、できる限りいいレースをすることを心掛けている。それが1位のときも、2位のときも、3位のときもある。自分では制御できない部分があるからね。


 今日はすべてをうまくコントロールできていたと思う。このマシンでできる最高の走りをした。終盤、タイヤのブリスターについてはフェラーリよりも苦労していたが、それでもなんとかポジションを守り切った。


 ダニエル(・リカルド)とルイス(・ハミルトン)がもう一度ピットインしなければならないことは知っていて、自分はそうなりたくないと思った。だからマシンを限界までプッシュすることなく、すべてをうまく管理して走った。傍から見るほどそれは簡単なことではなかった。タイヤをうまく持たせなければならなかったんだ。


 バーチャル・セーフティカーが出た時に優れた判断をしてくれたエンジニアたち、完璧なピットストップをしてくれたチームに感謝している。あの戦略を選んだことが僕らのレースの行方を決めたんだ。


 グランドスタンドに大勢ファンがいて、皆オレンジ色のTシャツを着ているのが見えて、最高の気分だった。走っている時は常にレースに集中していたけれど、最後の数周は少し周りを見てみた。そしたら彼らが全力で応援してくれているのが分かった。本当にうれしかったよ。


(F1公式サイトに語り)アグレッシブに走るとたった5周でタイヤがだめになり始めるかもしれないのは分かっていた。プラクティスで走った時の経験からね。
 
 ブリスターができ始めているのが分かったから、うまく労わりながら走らなければならなかった。


 終盤、キミ(・ライコネン)とセバスチャン(・)ベッテルが追いついてきた。彼らはコンマ5秒くらいペースを隠し持っているかもしれないと思ったので心配だった。残り3周になってようやくだいじょうぶだと思えた。それでもブリスターがひどくなる可能性はなくなったわけではなかった。F1で勝つのは4回目だ。素晴らしい勝利になったよ。


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