【タイム結果】スーパーフォーミュラ第4戦富士 金曜専有走行

2018年7月6日(金)16時19分 AUTOSPORT web

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦の専有走行が、静岡県駿東郡の富士スピードウェイで行われ、塚越広大(REAL RACING)が1分32秒800でトップタイムをマークした。


 前戦第3戦SUGOからひと月ぶりの開催となったスーパーフォーミュラ第4戦。初日の金曜専有走行は厚い雲が広がり雨がぱらつく天候。雨は走行が始まるころになるとほぼ上がったものの、レースディレクターからウエット宣言が出され、フルウエットコンディションのなかでのセッションとなった。


 水しぶきを上げながら各車が走行を続けるなか、開始15分でニック・キャシディ(KONDO RACING)が1分37秒260でトップに浮上する。さらに開始30分を過ぎ、次第にタイムが縮まっていく状況。このころには、メインストレートではあえて濡れた走行ラインを走るクルマも見受けられた。


 各車次第にタイムを詰めていくなか、最初に1分34秒台を記録したのはディフェンディングチャンピオンの石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)。そのタイムをキャシディが上回るが、残り10分を切ったところで石浦が1分34秒326をマークして再びトップに浮上する。


 さらに残り3分、最後のタイムアタックが始まると、リーダーボードの順位はめまぐるしく変わっていく。最終的にトップに立ったのは、チェッカー後の計測タイムとなった塚越広大(REAL RACING)。このセッションでただひとり1分32秒台をマークした。


 2番手には大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)、3番手には関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が続き、4番手に平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、5番手に国本雄資(P.MU / CERUMO・INGING)が入った。


 そしてセッション終盤のアタックでは、小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)がウエットタイヤからドライタイヤに交換し、ただひとりミディアムタイヤで走行を行ったとみられる。最終的に可夢偉はミディアムタイヤで、1分33秒748をマークしたとみられ、最終的に6番手につけている。


 メーカー別に見ると、トップの塚越を除き、2番手から7番手に続いた山下健太(REAL RACING)までをトヨタ勢が占める結果となった


 また、ここまで2勝を挙げランキングトップの山本尚貴(TEAM MUGEN)は19番手、ディフェンディングチャンピオンの石浦は10番手に沈み、ダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN)は初の富士スピードウェイ走行で11番手、同じく前戦SUGOで好走し4位を獲得し、ティクトゥムと同様に今回が初の富士走行となったトム・ディルマン(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)は14番手に終わった。

塚越広大(REAL RACING)
大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)
石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)
ダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN)


■2018スーパーフォーミュラ第4戦富士 金曜専有走行結果


※編集部集計




































































































































































PosNo.DriverTeamEngineTime
117塚越広大REAL RACINGHonda1’32.800
28大嶋和也UOMO SUNOCO TEAM LEMANSTOYOTA1’33.013
319関口雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA1’33.266
420平川亮ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA1’33.383
52国本雄資JMS P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA1’33.708
618小林可夢偉carrozzeria Team KCMGTOYOTA1’33.748
74山下健太KONDO RACINGTOYOTA1’33.894
85野尻智紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHonda1’33.949
965伊沢拓也TCS NAKAJIMA RACINGHonda1’34.023
101石浦宏明JMS P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA1’34.326
1115D.ティクトゥムTEAM MUGENHonda1’34.353
123N.キャシディKONDO RACINGTOYOTA1’34.392
1364N.カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACINGHonda1’34.494
147T.ディルマンUOMO SUNOCO TEAM LEMANSTOYOTA1’34.542
1536中嶋一貴VANTELIN TEAM TOM’STOYOTA1’34.579
1637J.ロシターVANTELIN TEAM TOM’STOYOTA1’35.229
1750千代勝正B-Max Racing teamHonda1’35.353
186松下信治DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHonda1’35.980
1916山本尚貴TEAM MUGENHonda1’36.095


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