【タイム結果】2018スーパーフォーミュラ第4戦富士 土曜フリー

2018年7月7日(土)10時45分 AUTOSPORT web

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦2日目のフリー走行が7月7日、富士スピードウェイで行われ、山下健太(KONDO RACING)がトップタイムをマークした。


 初日に続き予選日の土曜も厚ぼったい雲が立ち込め、雨が降ったり止んだりという不安定な天候。スーパーフォーミュラのフリー走行が始まるころには雨は落ちてはいなかったものの、コンディションはウエット。


 9時10分、コースオープンとともに各車レインタイヤで水しぶきを上げながら走行を開始する。しかしセッション開始3分を過ぎたところで、千代勝正(B-MAX RACING TEAM)が13コーナーでマシンをストップ。赤旗が提示され、セッションは一時中断となった。千代はそのまま自走でピットに戻っている。


 セッション再開後もトヨペット100Rコーナーで松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がスピンを喫してコースアウト、1コーナーでは小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)、山本尚貴(TEAM MUGEN)がオーバーランするなど、コースアウトオフのシーンが何度か見受けられた。ただ、セッションが中断することはなく、走行が続けられている。


 さらにセッション中盤にはわずかながらも雨粒が落ちるシーンもあり、一方では空が明るくなり始め雲の切れ目からほんの少し青い空がのぞくなど、天候やコンディションが難しいなかでの走行となった。


 セッション終盤には路面が次第に乾き出し、記録されるタイムも縮まっていくが最後まで路面はウエットのまま進行。残り3分、数人のドライバーが午後の予選に向けて最後のアタックを行い、まず関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が次々にトップタイムを更新する。しかし最後に1番手に浮上したのは山下。1分37秒319でこのセッションを制した。


 2番手には野尻、3番手には関口が続き、4番手には金曜の専有走行で初めて富士スピードウェイを走ったダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN)が入り、5番手にはニック・キャシディ(KONDO RACING)がつけた。


 スーパーフォーミュラルーキーの松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は6番手、石浦は16番手、ランキングトップの山本尚貴(TEAM MUGEN)は12番手と苦戦し、前戦SUGOで好レースを見せた小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)は最下位の19番手でセッションを終えている。


■2018スーパーフォーミュラ第4戦富士 土曜フリー走行結果


※編集部集計
天候:曇り、小雨/路面:ウエット




































































































































































PosNo.DriverTeamEngineTime
14山下健太KONDO RACINGTOYOTA1’37.319
25野尻智紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHonda1’37.679
319関口雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA1’37.896
415D.ティクトゥムTEAM MUGENHonda1’37.995
53N.キャシディKONDO RACINGTOYOTA1’38.019
66松下信治DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHonda1’38.041
736中嶋一貴VANTELIN TEAM TOM’STOYOTA1’38.170
820平川亮ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA1’38.203
917塚越広大REAL RACINGHonda1’38.206
102国本雄資JMS P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA1’38.223
117T.ディルマンUOMO SUNOCO TEAM LEMANSTOYOTA1’38.368
1216山本尚貴TEAM MUGENHonda1’38.372
1337J.ロシターVANTELIN TEAM TOM’STOYOTA1’38.668
1464N.カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACINGHonda1’38.811
158大嶋和也UOMO SUNOCO TEAM LEMANSTOYOTA1’38.866
161石浦宏明JMS P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA1’38.913
1765伊沢拓也TCS NAKAJIMA RACINGHonda1’39.077
1850千代勝正B-Max Racing teamHonda1’39.702
1918小林可夢偉carrozzeria Team KCMGTOYOTA1’39.951


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