「黒田監督が熱望するとは…」バスケス・バイロン町田移籍に元Jクラブ監督疑問

2023年7月7日(金)11時33分 FOOTBALL TRIBE

バスケス・バイロン 写真:Getty Images

 東京ヴェルディでプレーしていたMFバスケス・バイロンのFC町田ゼルビア移籍が波紋を呼ぶ中、京都サンガ元監督の中田一三氏が移籍成立の背景を分析。町田率いる黒田剛監督の考えや、明治安田生命J2リーグの優勝争いについて自身の見解を述べている。


 東京Vはここまでリーグ戦24試合を終えて13勝4分7敗。首位の町田から勝ち点10差の2位につける中、今月9日に国立競技場で町田とのダービーマッチ(東京クラシック)に臨む。そのダービーを前に、バイロンの町田移籍が正式決定。本人は「青森山田高校で指導を受けた黒田剛監督との再会」が町田移籍の決め手だと説明しているが、ネット上で同選手に対する厳しいメッセージが寄せられている。


 バイロンによる禁断の移籍が話題を呼ぶ中、中田氏は6日夜に自身のツイッターアカウントを更新。「答えはないけど… これって色々な立場で考えるとどうなの?」と切り出すと、「仮に自分が黒田監督の立場だったら熱望するのかな?想像できない… 」と投稿。黒田監督ではなく、町田フロントの主導により移籍が成立した可能性を指摘する。


 さらに中田氏は、両クラブがJ2優勝争いを繰り広げている現状を踏まえた上で「ライバルチームから主力を抜く事はチャンピオンになる1番の近道なのは間違いない。(ブンデスチャンピオンクラブのお家芸)」とツイート。ブンデスリーガ(ドイツ1部)10連覇のバイエルン・ミュンヘンと町田を重ね合わせた。


 なおバイエルンは過去にドイツ国内最大のライバルであるボルシア・ドルトムントからFWロベルト・レバンドフスキやMFマリオ・ゲッツェ、DFマッツ・フンメルスを獲得したほか、2022/23シーズン終了後にはMFラファエル・ゲレイロを移籍金ゼロで引き抜いている。

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