EURO4強イタリア戦で貴重な同点弾も…モラタの妻が脅迫被害に

2021年7月8日(木)1時58分 サッカーキング

モラタの活躍の裏で妻が脅迫被害にあっていたようだ [写真]=Getty Images

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 スペイン代表FWアルバロ・モラタ(ユヴェントス)の妻アリス・カンペロさんが脅迫被害を受けていたようだ。イタリアメディア『フットボールイタリア』が伝えている。

  EURO2020準決勝が6日に行われ、スペインはイタリア代表と対戦。60分に先制を許したものの、80分にモラタのゴールで同点に追いつき試合は振り出しに。このまま突入した延長戦でも勝負は決さず、PK戦で敗れベスト4で涙を飲んだ。

 今大会のモラタはグループステージの決定機逸などで批判を多く浴びたものの、イタリア戦の熱闘の立役者となったことは間違いない。しかしこの裏で家族が脅迫被害に遭っていたようだ。

 モラタはグループステージ終了後「脅迫を受けたり、家族を侮辱されたり、『子どもが死ぬことを願っています』と言われたりした」と脅迫被害を受けていたことを明かしていたが、今回アリス・カンペロさんが直接被害に遭っていたようだ。

 自身のSNSを更新したアリス・カンペロさんはモラタがゴールを決めた後侮辱的な発言のみならずモラタやその子供に対し「死を願う」ことや「ガンになることを祈る」といった発言を受けたことを明かした。また「火をつける」といった直接的な行動を示唆する投稿も受けていたことをうけ「このようなコメントを受けても、私は辛くありません。これはイタリア人だからといったことではなく無知から来る問題だと思うからです。より弱い人に(脅迫が)あればさらに問題となっていたでしょう」とコメント。

 続けて「これはあくまでもスポーツであることを忘れてはいけません。スポーツは人々を団結させるものであって、不満のはけ口にするものではありません。このような受け入れがたい人々に対してアクションを起こすことができるようになる将来がくることを願っています」と綴っている。

サッカーキング

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