PSGとの契約延長拒否は“野心のため”…エンバペ「勝利への渇望がある」

2023年7月8日(土)19時32分 サッカーキング

自身の将来について言及したエンバペ [写真]=Getty Images

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 パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・エンバペが、自身の将来について言及した。8日、フランス誌『フランス・フットボール』でのインタビュー内容をスペインの各メディアが報じている。

 現在24歳のエンバペは昨年、レアル・マドリードへの移籍が確実視されていた中でPSGとの契約を2025年まで延長していた。しかし、当初「3年」と思われていた契約は「2年+1年延長のオプション」という形で、エンバペ側にオプション行使の権利があることが判明。その権利行使の期限は2023年7月31日までとされているなか、同選手は契約延長オプションを行使する意向がないこと、今夏に退団する意思もないことを明言していた。

 今後の去就に注目が集まっているエンバペだが、PSGと2023−24シーズン以降の契約延長を望まない理由として、「僕は競技者であり、勝つためにプレーする」と発言。「誰とプレーしようが、どんなシャツを着ようが、どこでプレーしようが、何年プレーしようが、僕は決して満足しない。チャンピオンズリーグ(CL)で優勝したいんだ」と述べ、どんな状況にあっても決して満足できないとの考えを示した。

 さらに、「僕には勝利への渇望がある。ただチームに在籍したいとは思わない。だから僕は傲慢だと思われることもある」と述べ、その野心が周囲に誤解を与える場合があるとの見解を示し、「たとえ物事が思い通りに進まないとしても、僕は自分の言いたいことを言うことに恐れはない。僕には勝つために生まれてきたという強い信念があり、それをみんなに見せたい」と、これまでの言動は自身の強い意思によるものであることを強調した。

 さらに、PSGのCL制覇について問われると、「CLで勝つために何が足りないのか、僕にはわからない。チームを作る人、チームを組織する人、このクラブを作る人たちに聞くべきだ。僕は自分の能力を最大限に発揮して仕事をするだけなんだ」と述べるに留まった。

サッカーキング

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