チェルシー、ついにスターリング獲得でマンCと合意か…5年契約締結へ

2022年7月10日(日)11時3分 サッカーキング

チェルシー移籍に近づいているスターリング [写真]=Getty Images

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 チェルシーが、イングランド代表FWラヒーム・スターリングの獲得でマンチェスター・Cと合意に至ったようだ。9日、イギリスメディア『BBC』や同『アスレティック』などが伝えている。

 現在27歳のスターリングは、2012年3月にリヴァプールでプロデビューを飾った。2015年夏、当時のイングランド人史上最高額となる移籍金4900万ポンド(当時レートで約94億円)でマンチェスター・Cへと完全移籍。同クラブでは公式戦通算339試合の出場で131ゴール95アシストを記録し、4度のプレミアリーグ優勝や5度のリーグカップ優勝などに貢献した。

 しかし、マンチェスター・Cとの現行契約は2023年6月30日までと残り1年となる中で、2021−22シーズンは確実なスタメンとして起用されなかったうえに、今夏からはすでにノルウェー代表FWアーリング・ハーランドとアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスなどが加入したこともあり、今夏の退団の可能性が浮上していた。

 そんなスターリングにはレアル・マドリードやバルセロナ、バイエルンなども関心を示していることが明らかになっていたが、チェルシーが獲得に近づいていることが明らかになっている。

 すでに2027年6月30日までの5年契約に1年の延長オプションが付随した条件でスターリングとは個人合意したことが伝えられていたが、今回の報道によると、チェルシーはマンチェスター・Cともクラブ間合意に至ったという。なお、移籍金は『BBC』が追加オプションを含めて最大で5000万ポンド(約82億円)、『アスレティック』は4750万ポンド(約79億円)となったことを伝えている。

 スターリングは現在、ロンドンでメディカルチェックを受けている模様で、正式に契約を締結した後に、アメリカで行われるプレシーズンツアーに参加する予定となっているようだ。

 なお、スターリングの加入が正式に決定すれば、5月末にロマン・アブラモヴィッチ氏からトッド・ベーリー氏らが率いるオーナーグループに経営権が移行したチェルシーにとって新体制初の補強となる。

サッカーキング

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