ウニオン・ベルリン、今冬チェルシー加入のFWフォファナをレンタル移籍で獲得

2023年7月11日(火)21時37分 サッカーキング

チェルシーでは出場機会に恵まれなかったD・D・フォファナ [写真]=Getty Images

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 ウニオン・ベルリンは11日、チェルシーからコートジボワール代表FWダヴィド・ダトロ・フォファナがレンタル移籍にて加入することを発表した。

 チェルシーのトップチームで半年間を過ごした若きストライカーが、ブンデスリーガへの武者修行に出ることが決まった。クラブの発表によると、レンタル移籍期間は2024年6月30日まで。イギリスメディア『BBC』によると、契約には買い取りオプションは付いておらず、2023−24シーズン終了後にはチェルシーへの復帰が既定路線となっているようだ。

 D・D・フォファナは2002年12月22日生まれの現在20歳。身長181センチで、センターフォワード(CF)を主戦場としている。高い身体能力だけでなく足元の技術にも優れており、持ち前の体幹とスピードを武器とした力強いドリブル突破も魅力の1つだ。コートジボワール出身のストライカーは母国でキャリアをスタートさせると、2021年冬のマーケットでノルウェーのモルデに完全移籍加入し、欧州上陸を果たす。2022シーズンはエリテンセン(ノルウェー1部リーグ)で24試合に出場して15ゴール5アシストを記録し、モルデの3シーズンぶり通算5度目となる優勝に貢献。2023年冬の移籍市場では、1200万ユーロ(約19億円)と見られる移籍金でチェルシーへステップアップを果たした。1年間の延長オプションが付随した2029年6月30日までの6年半契約を締結。チェルシーでは選手層に厚さに阻まれ、2022−23シーズンはプレミアリーグ3試合、FAカップ1試合のみの出場にとどまっていた。

 2022−23シーズン、ウニオン・ベルリンはブンデスリーガを4位で終えた。2019−20シーズンにクラブ史上初の1部昇格を果たすと、翌シーズンにヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)、翌々シーズンにはヨーロッパリーグ(EL)を戦っており、新シーズンはクラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)に臨む。今夏のマーケットでは、リーズからアメリカ代表MFブレンデン・アーロンソンをレンタル移籍で獲得しており、ポルトからポルトガル代表DFディオゴ・レイテの買い取りも決定。“欧州最高峰の戦い”に身を置く新シーズンに向けて、若く才能溢れた選手を中心に戦力強化を図っている。

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