コシェルニー、プレシーズンツアー帯同を拒否…退団交渉のもつれが原因か

2019年7月12日(金)9時7分 サッカーキング

アーセナルに契約解除を求めるコシェルニー [写真]=Getty Images

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 アーセナルに所属する元フランス代表DFローラン・コシェルニーが、アメリカで行われるプレシーズン・ツアーへの帯同を拒否した。11日、イギリスメディア『BBC』が報じた。

 アーセナルは昨シーズン終了前に、来夏で契約満了を迎えるコシェルニーと1年の契約延長に向けて交渉していた。しかし、ヨーロッパリーグ決勝の敗北で事態は一変。今季もチャンピオンズリーグ出場を逃したことで、アーセナルは移籍予算の制限と補強プランの変更を余儀なくされた。そのことを危惧したコシェルニーはクラブの将来を不安視するようになり、今夏の母国復帰を決断した模様だ。

 コシェルニーの獲得にはレンヌやリヨン、ボルドーが乗り出しており、とくにボルドーは3年契約を同選手に提示している。それを受けて、コシェルニーはアーセナルに契約解除を求めたという。しかし、アーセナルは「残り1年の契約を尊重して、新シーズンもスカッドの鍵を握る存在になることを期待する」として、同選手の要求を却下したようだ。

 そのため、コシェルニーは「アーセナルが今夏の移籍市場で同選手のフリートランスファーでの退団を許可する約束を破った」として、水曜日の朝にウナイ・エメリ監督に対してプレシーズン・ツアーへの帯同を拒否する旨を伝えたようだ。

 アーセナルもコシェルニーの行動について公式声明を発表し、「我々の明確な指示に反するローランの行動はとても残念に思っている。この問題を解決することを願っているが、現時点でこれ以上のコメントは差し控えたい」と詳細への言及を避けた。

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