パロウ、トリッキーだったが「Q1からクルマの状態が良かった」/スーパーフォーミュラ第4戦予選トップ3会見

2019年7月13日(土)19時1分 AUTOSPORT web

 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第4戦富士の公式予選を終え、ポールポジションを獲得したアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)、2番グリッドの坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)、3番グリッドの関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が会見に登場。予選を振り返るとともに、日曜日に行われる決勝レースに向け、意気込みを語った。


■アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)/予選ポールポジション


「すごくトリッキーな状況だったけど、僕自身は楽しめた予選だったよ。Q1の時からすごくクルマの状態が良かったから、Q2でもう少し良くしようと思いセッティングを変更したら、それはうまくいかなかった」


「(Q2は)雨が降ったりやんだりの状況で、思っていたグリップが取れなかったね」


「Q3に向けてセッティングを戻したら、すごく良くクルマが反応してくれて、すごく楽しく走ることができた。初めてのポールポジションを獲得でき、僕自身もチームのためにも良い結果が出せたと思うよ」


「ドライでもウエットでもクルマは良い状況だし、スタートの位置も良いので、明日のレースに期待しているよ」


■坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)/予選2番手


「雨の富士をスーパーフォーミュラで走ったことがなくて、(走り方が)わかりませんでした。(雨での予選は)オートポリスでは良い感じでしたが、その時はピット位置が前だったから(早く出れて)ラッキーな2番手でした。今回は実力で2番手になれたことがまず良かったです」


「Q1、Q2と進む中で、ペースが良かったわけではなく、(ノックアウト)ギリギリの通過が続いたので、まさかQ3で2番手になれると思っていませんでした。Q3での感触も良くはなく、順位にびっくりしています」


「あとコンマ1秒でポールポジションが獲れたと思うと、もう少し(タイムを)詰められるところがあったと思うだけに悔しいですが、Q1、Q2を考えれば上出来です」


「明日は天気がわかりませんが、ウエットは調子良さそうだし、ドライも決して悪くありません。オートポリスはフロントロウからうまくレースができなかったので、良いレースがしたいです」


■関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)/予選3番手


「Q2でトップになれて良かったですが、Q3の前に変更したセッティングが悪い方向にいき、僅差ですけど3番手なので少し残念です」


「Q2はオーバー(ステア)とアンダー(ステア)が両方出ていて、アンダーが少し多かったので、アンダーをなくすセッティングに変更したらQ3でオーバーになりすぎました」


「スタンディングスタートだと自信はありますが、明日は雨が強そうなので、セーフティカースタートの可能性が高く少し残念です」


「3番手スタートだから優勝も狙えるし、Q3で足りなかったところを修正して準備したいです」


「アレックス選手は、去年のマカオF3で同じチームで走り、速いのは知っています。(前にいる)ルーキーふたり(パロウと坪井)に負けないように頑張ります」

ポールのアレックス・パロウ、2番グリッドの坪井翔、3番グリッドの関口雄飛


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