FIA-F2第7戦イギリス レース1:逆転に次ぐ逆転でギオットが2勝目。松下は4レース連続入賞

7月14日(日)1時9分 AUTOSPORT web

 7月13日、2019年FIA-F2第7戦イギリスのレース1が開催され、ルカ・ギオット(ユニヴィルトゥオーシ)が優勝、日本の松下信治(カーリン)は9位だった。


 初めてF1が開催された伝統のサーキット、シルバーストンで行われる第7戦のレース1は曇り空のドライコンディション。気温19℃、路面温度は49℃。決勝レース1は29周、義務ピット1回、ソフトタイヤとハードタイヤを使う必要がある。


 スターティンググリッドは、初ポールを獲得した新人のチョウ・グアンユー(ユニヴィルトゥオーシ)、以降ギオット、セルジオ・セッテ・カマラ(ダムス)、ニコラス・ラティフィ(ダムス)と続く。


 シルバーストンを「シーズン最難関」と称した松下は9番手から表彰台を狙う。なおショーン・ゲラエル(プレマ・レーシング)が“個人的な都合”により欠場、19台で決勝レースは行われることになった。


 そしてレースはスタート。ギオットがグアンユーをすぐに交わしてトップへ浮上。また松下も好スタートで一気に6番手までポジションを上げた。


 一方、後方では10番手スタートのアンソニー・フバート(BWTアーデン)がマシンから出火しグリッド上で立ち往生。一旦ピットにマシンが戻され、メカニックの手で消火された。フバートはマシンの安全が確認された直後にレースへ復帰している。


 またこのレースからF2に復帰したドリアン・ボッコラッチ(カンポス)がトラブルでエスケープ上にマシンを止め、早々にリタイアとなった。


 オープニングラップこそドラマが多発したがその後はルーティンのピットインが訪れるまでレースは膠着状態となる。


 7周目、2番手グアンユー、3番手ラティフィらがハードタイヤへ交換すべくピットイン。ダムスのピット作業が早かったためラティフィはグアンユーをピットレーンで逆転した。


 翌周には松下もピットインするがタイミングが悪くライバルの先行を許してしまい、暫定13番手でコースに復帰している。


 暫定4番手で実質トップのギオットは9周目にコーナーでアンダーを出し、膨らんだところをラティフィが見逃さずインからパスして前に出る。2台の間隔は0.349秒と接近した状態で周回していく。


 一旦は後退したギオットが11周目にラティフィを差し返して実質トップの暫定3番手へ。さらにグアンユーもこの2台へ徐々に近づき、ラティフィとの差は1.494秒に詰め寄る。


 15周目にはまだピットインしていないタチアナ・カルデロン(BWTアーデン)をギオットが抜いて暫定2番手に。その10秒前方にはピットインを遅らせているレーシングポイント育成のニキータ・マゼピン(ART)のみとなる。


 さらに19周目、後方からハイペースで表彰台争いに加わったのがセッテ・カマラだ。暫定4番手のグアンユーを0.701秒差の射程圏内に捉える。


 周回を重ねるごとに各マシン自己ベストを更新する高速バトルを繰り広げながら周回を消化。22周目には暫定首位のマゼピンがピットに入り、これでギオットがトップに返り咲いた。

松下信治(カーリン)


 また松下は9番手とスタートポジションと同じ順位に戻り、8番手のカラム・アイロット(ザウバー・ジュニアチーム)とは3.3秒差。レース2のポールポジションを狙い力走する。


 残り5周となった25周目、4番手を走るセッテ・カマラは前を走るグアンユーに1.9秒差まで広げられたがファステストラップを記録し猛追。しかしここで力尽きたかグアンユーとの差を縮められなかった。


 首位に立ったあとは他を寄せ付けない圧倒的な走りを見せたギオットがトップでフィニッシュ。第1戦バーレーンレース2以来の今シーズン2勝目となった。


 2位にはラティフィ、ポールスタートのグアンユーは3位でゴールし表彰台の死守に成功。


 ファイナルラップで8番手アイロットに1.1秒差まで詰め寄るも9位でフィニッシュとなった松下は、第5戦フランス決勝レース2から4レース連続でのポイント獲得となった。


 第7戦イギリスレース1終了時点のポイントランキングは160ポイントのニック・デ・フリース(ART)が首位、133ポイントのラティフィが2番手、122ポイントでギオットが3番手に浮上した。


 レース2は日本時間7月14日(日)18:00から行われる。


■FIA-F2第7戦イギリス 決勝レース1 リザルト




































































































































































Pos.No.DriverTeamTime/GapSP
18L.ギオットユニ ヴィルトゥオーシ29Laps2
26N.ラティフィダムス3.3144
37Z.グアンユーユニ ヴィルトゥオーシ7.1861
45S.セッテ・カマラダムス11.8413
515J,エイトケンカンポス13.7448
64N.デ・フリースART18.9697
71L.デルトラズカーリン19.4665
811C.アイロットザウバー・ジュニアチーム23.1446
92松下信治カーリン24.2639
1016J.キングMPモータースポーツ30.17612
119M.シューマッハープレマ・レーシング31.10013
1214A.マイニカンポス47.07214
1312J-マヌエル・コレアザウバー・ジュニアチーム47.70811
1418T.カルデロンBWTアーデン1’19.15518
1517M.ラフーナサンMPモータースポーツ1’31.11619
163N.マゼピンART1L16
1720G.アレジトライデント1L15
1819A.フバートBWTアーデン1L10
21D.ボッコラッチカンポスDNF17


※SP:スタートポジション


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