約377億円を支出!…ヴェンゲル氏、古巣アーセナルの積極補強を評価「良い投資だと思う」

2023年7月17日(月)18時36分 サッカーキング

アーセナルが今夏に獲得した3選手 [写真]=Getty Images、Arsenal FC via Getty Images

写真を拡大

 かつてアーセナルで長期政権を築いたアーセン・ヴェンゲル氏が、今夏の移籍市場における“古巣”の積極補強について言及した。16日、イギリス紙『ミラー』がコメントを伝えている。

 昨シーズンのプレミアリーグで“名門復活”を強く印象付けたアーセナルは、今夏の移籍市場で積極補強を敢行。クラブ史上最高額および英国人史上最高額を更新する1億500万ポンド(約190億円)で、“トップターゲット”のイングランド代表MFデクラン・ライスを獲得。また、ドイツ代表FWカイ・ハフェルツに6500万ポンド(約118億円)、オランダ代表DFユリエン・ティンバーに3800万ポンド(約69億円)を費やした。

 推定総額2億800万ポンド(約377億円)という大金こそ費やしたものの、実力と実績を兼ね備えた即戦力3名を獲得したアーセナル。かつて約22年間に渡って同クラブを指揮し、合計17個のタイトルをもたらしたヴェンゲル氏は、16日のツール・ド・フランスに登場した際に、古巣の補強戦略について言及。今夏の積極補強を評価しつつ、来たる2023−24シーズンの躍進にも期待を寄せた。

「良い投資をしたと思う。全体的に、そして個人的に見ても、彼ら(アーセナル)は良い買い物をしたと言える。新戦力は23、4歳の成熟した選手たちだし、まだまだ若いので今後数年間は一緒にいられるだろう」

「昨年に続いて大きなプレッシャーにさらされるだろうが、彼らは多くを学んでいる。今ならば、そのプレッシャーに対処できることを示せるだろう。アーセナルの現在の経済状況は良好で、タイトルを勝ち取るための補強を行なったんだ。個人的には、彼らがタイトルを勝ち取るだろうと信じているよ。それはとてもシンプルなことだ。少なくとも、今日のツール・ド・フランスよりも、アーセナルに対する疑念は少ない」

 まさに“充実の夏”を過ごしているアーセナル。ファン・サポーターも約1カ月後に開幕を迎える新シーズンを、そして新戦力たちの活躍を心待ちにしていることだろう。

サッカーキング

「アーセナル」をもっと詳しく

「アーセナル」のニュース

「アーセナル」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ