グランプリのうわさ話:フォース・インディア買収を全力でサポートするリバティ・メディア

2018年7月18日(水)15時12分 AUTOSPORT web

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。


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 リバティ・メディアはなんとしてもビジェイ・マリヤをF1界から追放したい意向で、フォース・インディアを買収したいと考える候補者の数は増え続けている。


 この件ではウイリアムズの現状と今後の見込みの薄さにしびれを切らしたランス・ストロールの父親ローレンスが、買収候補者リストのトップに浮上しているという。ローレンスは昨年支払った額に対する今季のウイリアムズの結果に不満を抱いているのだ。


 またフォース・インディアのスポンサーであるBWTも候補に上がっており、こちらはメルセデス代表トト・ウォルフが支持をしている。この場合の目的はフォース・インディアをメルセデスのジュニアチーム化することである。


 さらにはイギリスのエナジードリンク会社であるリッチエナジーも手を上げているものの、こちらはどちらかというと宣伝行為だと考えられる。4つ目の候補者はアレキサンダー・ロッシの父ピーターが率いる合弁会社で、アメリカの投資家やマイケル・アンドレッティ、ザック・ブラウンも関与している。


 またオースティンにF1を誘致したタボ・ヘルムンドも未公開株式投資ファンドのキャッスルハランとともに、チーム買収を目的に動いているという。マリヤに残された時間は少ないため、彼は近いうちに決定を下さなければならないが、新たなチームオーナーが誰になるのかは今のところ未定だ。


続きはF1速報WEBで掲載中
■計画的なメルセデスの組織変更
 メルセデスF1がテクニカル部門の組織変更を行なったという発表は驚きを持って迎えられたが、この変更は以前から計画されていたものであり、最近チームに影響を及ぼしている一連の問題に起因するものではないという。
■前途多難はレッドブル若手育成ドライバー
 19歳のダン・ティクタムを2019年シーズンのF1に昇格させようとするレッドブルの計画は、FIAがテスト用スーパーライセンスの発給を拒否したことによって頓挫しそうだ。


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