「トレードの代償は大きい」大谷翔平に関心示すヤンキースに米メディアが提言

2023年7月19日(水)17時4分 ココカラネクスト

大谷のトレードはあるのか。いずれにせよ期限までは様々な話題が出てきそうだ(C)Getty Images

 エンゼルスの大谷翔平は現地7月18日(日本時間19日)、本拠地で行われているヤンキース戦に「2番・指名打者」で先発出場。5回の第3打席にタイムリー三塁打を放った。この日は3打数1安打1打点の活躍でチームの勝利に貢献した。

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 大谷は今季ここまで“異次元”の活躍を披露している。現地17日(日本時間18日)に本拠地で行われたヤンキース戦では、3試合連発となる35号を放ち、ア・リーグ本塁打ランキングでは2位に8本差をつけてトップに立っている。また、昨季ヤンキースのアーロン・ジャッジがシーズン62本塁打でア・リーグの新記録を樹立したが、大記録の更新にも期待がかかっている。

 MLBのトレード期限が現地時間8月1日まで迫っていることもあり、二刀流の去就に関する様々な憶測が飛び交っている。トレード移籍先の有力候補には様々な球団の名前が出ているが、ヤンキースが大谷の獲得に意欲的という声も上がっている。

 そんな大谷のヤンキースへのトレードについて、現地メディアが言及した。『Empire Sports Media』は記事を配信し、ヤンキースが大谷をトレードで獲得できた際のリスクについて見解を示している。

 同メディアは「ヤンキースは現在、最下位に沈んでいる。期限までにインパクトのある選手を獲得しなければならない」と低迷するチームにトレードで他球団の選手を獲得することの必要性を指摘。狙うべき筆頭の選手としては「そのようなインパクトがある選手の一人が、エンゼルスのショウヘイ・オオタニだ」と大谷の名前を挙げた。

 しかし、大谷を獲得するためには交換相手となる若手有望株が必要となる。同メディアは「ヤンキースのトッププロスペクトであるヤソン・ドミンゲスやオズワルド・ペラザ、オースティン・ウェルズやスペンサー・ジョーンズ、そして若くてコントロールが良く、効果的な先発投手であるクラーク・シュミットなどが(交換相手のリストに)含まれている」と、大谷のトレード相手として数名の選手の名前を挙げた。

 また、これらの選手について同メディアは「ヤンキースがシーズン終了後にフリーエージェントで去る可能性のある選手のために犠牲にすることができる才能の宝庫だ。確かに、オオタニのパワーのある打撃とエース級の投球はチームに大きなプラスとなるだろう。しかし、トレードの代償は大きい」と記載し、大谷のトレード獲得にはチームにとって大きなリスクも伴うことを指摘した。

 それでもヤンキースは「二刀流スター」獲得の可能性を探るのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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