アルピーヌ、ル・マン100周年を記念した『A110 Rル・マン』の受注を開始。日本導入は6台のみ

2023年7月20日(木)11時46分 AUTOSPORT web

 アルピーヌ・ジャポンは7月20日、ル・マン24時間レースの100周年を記念した限定モデル『アルピーヌA110 Rル・マン』の受注を、同日より全国のアルピーヌ正規販売店にて開始すると発表した。


 1923年に初開催され今年で100周年を迎えた、フランスを代表するモータースポーツイベントであるル・マン24時間レース。6月に行われたメモリアルイヤーの大会で初公開された『アルピーヌA110 Rル・マン』は、A110 Rをベースに“ル・マン仕様”を印象づける各種専用装備が奢られた特別モデルだ。


 生産台数は世界限定100台。このうち日本には6台が割り当てられている。


 アルピーヌは1960年代から耐久レースに参加し、1978年にはル・マンで総合優勝を飾った。近年はELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズやWEC世界耐久選手権などで活躍。来季2024年には新型LMDhマシン『アルピーヌA424』を投入してWECのトップカテゴリーに復帰し、ふたたびル・マンでの総合優勝を目指す予定だ。


 そんなフランスのメーカーが送り出す“世界三大レース”のひとつを車名に冠したモデルは、専用チューニングによってロングストレートや高速コーナーでの安定性が高められた20段階減衰力調整機能付ダンパーをはじめ、世界選手権を戦うアルピーヌのレースマシンをイメージしたカーボン製シャークフィンを備える。


 また、デュケーヌ製の専用18インチ・カーボンホイール、“24H LE MANS”ロゴ入りのサベルト製フルカーボンモノコック・バケットシート、シリアルナンバー付き限定車専用プレートなどに加え、内外装のデザインにはル・マン24時間レースを象徴するブルーのストライプとロゴ、ブルーエンブレムが取り入れられている。


 ハンドル位置が左右選択可能となっているこの限定モデルのボディカラーはブラン・グラシエ(ホワイト)のみ。価格は2000万円(税込)だ。受注受付は7月20日から8月6日までとなり、申込み数が6を超えた場合は抽選が行われる。

『A110 Rル・マン』に装備される20段階減衰力調整機能付ダンパーは、アルピーヌが特許を持つRoad(標準の車高)とTrack(標準-10mmの車高・スプリング剛性5%向上)の2段階の車高調整機構(シム)を備える。
アルピーヌA110 Rル・マンのインテリア(コクピット)
24H LE MANSロゴ付き、SABELT製フルカーボンモノコック・バケットシート
専用装備のひとつであるDUQUEINE製18インチ・カーボンホイール
カーボン製シャークフィン付き専用デザインリヤフード
7月20日(木)より受注開始となったアルピーヌA110 Rル・マン(外装色:ブラン グラシエ)


■アルピーヌA110 R Le Mans


ベース車両:アルピーヌA110 R
ボディカラー:ブラン・グラシエ
ハンドル位置:右・左
販売台数:限定6台(世界限定100台)
特別装備:
・専用デザインリヤフード(シャークフィン付)
・専用“ユノディエール”チューニングダンパー(車高調整シム付)
・専用デカール:ブルーストライプ(フロントボンネット、ルーフ、リヤフード、スポイラー)、24H LE MANSロゴ
・専用DUQUEINE 18インチ・カーボンホイール『AEROCARBON』(前・後同型)
・ブルーロゴ、ブルーエンブレム
・カーボン/ブルーエンブレム(Cピラー)
・SABELT製フルカーボンモノコックバケットシート(24H LE MANSロゴ付)
・マイクロファイバーサンバイザー(ル・マン24時間レースコース図付)
・カーボン/ブルーエンブレム付ドアトリム
・限定車専用プレート(シリアルナンバー付)
・専用フロアマット

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