ウェストハム、FWスカマッカとMFコスティッチの獲得交渉中…移籍金総額は79億円超か

2022年7月23日(土)0時11分 サッカーキング

ウェストハムが獲得を目指すスカマッカ(左)とコスティッチ(右) [写真]=Getty Images

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 ウェストハムは、サッスオーロに所属するイタリア代表FWジャンルカ・スカマッカ、フランクフルトに所属するセルビア代表MFフィリップ・コスティッチの獲得に動いているようだ。22日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のジャンルカ・ディ・マルツィオ記者が報じた。

 ウェストハムはセンターフォワードを今夏の補強ポジションとしており、現在はスカマッカがメインターゲットとなっている。サッスオーロに対して移籍金3600万ユーロ(約50億円)+ボーナス600万ユーロ(約8億4000万円)のオファーを提示しているようだ。ボーナス額や将来の転売時の移籍金割合などについては、交渉が続いているという。

 また、コスティッチはフランクフルトとの契約が残り1年となっており、ウェストハムは移籍金1200万ユーロ(約17億円)+ボーナス300万ユーロ(約4億2000万円)でクラブ間合意に近づいている模様。ただ、選手との個人合意はまだ取り付けられていないようだ。なお、スカマッカとコスティッチの代理人は同一人物であり、2つの移籍交渉を担当しているとのことだ。

 1999年1月1日生まれのスカマッカは、ラツィオ、ローマの下部組織を経て、2015年1月にPSV(オランダ)へ渡った異色のキャリアの持ち主。2017年1月からサッスオーロに所属しており、クレモネーゼやズウォレ(オランダ)、アスコリ、ジェノアへのレンタル移籍を経験。2021年夏からサッスオーロに復帰し、2021−22シーズンのセリエAでは得点ランキング6位の16ゴールを記録した。

 一方、左サイドを主戦場とするコスティッチは現在29歳。母国のラドニチュキ1923でデビューを飾り、フローニンゲン、シュトゥットガルト、ハンブルガーSVを経て、2018年夏からフランクフルトでプレーしている。これまで公式戦通算169試合に出場し、33ゴール63アシストを記録。昨夏にはラツィオへの移籍が取り沙汰されたものの結局残留し、昨季のヨーロッパリーグ優勝に大きく貢献した。

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