アメリカでクラシコ開催! 白熱の一戦は新加入ハフィーニャ弾でバルサが勝利

2022年7月24日(日)14時21分 サッカーキング

 アメリカで行われている『サッカー・チャンピオンズ・ツアー』が23日に行われ、スペインの“両雄”レアル・マドリードとバルセロナによるエル・クラシコが行われた。

 この試合がプレシーズン最初の試合となるレアル・マドリーは新加入のオーレリアン・チュアメニとアントニオ・リュディガーがスタメン出場。チュアメニはアンカーの位置で、リュディガーは左サイドバックの位置で起用された。また、中盤はエドゥアルド・カマヴィンガ、フェデリコ・バルベルデの若手3選手で構成。チームに合流したばかりのカリム・ベンゼマはベンチ外となり、最前線の中央にはエデン・アザールが配された。

 一方のバルセロナは、アンドレアス・クリステンセンとハフィーニャ、ロベルト・レヴァンドフスキといった新加入選手が先発出場。ロナルド・アラウホが右サイドバックの位置に入り、中盤はセルヒオ・ブスケッツ、ガビ、ペドリで構成。最前線は右からハフィーニャ、レヴァンドフスキ、アンス・ファティという並びになった。

 試合は序盤から両チームともに熱さを感じさせる立ち上がりとなり、11分にはバルセロナがカウンターから好機を迎え、ボックス右からレヴァンドフスキがシュートを放つもGKクルトワがセーブ。対するレアル・マドリードは18分、ゴール正面の位置でボールを拾ったバルベルデが強烈なミドルシュートを放ったが、ボールは左ポストを直撃した。

 その後はバルセロナが攻守に主導権を握りながらもお互いにシュートチャンスを作り出し、迎えた27分、自陣深い位置でプレスを受けながらボールをつないでいたレアル・マドリードにミスが生まれる。エデル・ミリトンが足を滑らせながら逆サイドに送ろうとしたボールがゴール正面の位置にいたハフィーニャに渡ると、ボックス手前から左足を一閃。鋭いシュートがゴール右上に突き刺さり、バルセロナが先手を奪った。

 そして40分過ぎには、レアル・マドリードがカウンターを仕掛け、ミリトンとヴィニシウスのドリブルで突破。最後はヴィニシウスがボックス手前で倒されてFKとなったが、この一連のプレーを巡って両軍入り乱れて小競り合いが起きるクラシコらしい白熱した場面も見られた。

  バルセロナが1点をリードして迎えた後半は、レアル・マドリードが6選手を、バルセロナが5選手を入れ替えると、ルカ・モドリッチやトニ・クロースらを投入したレアル・マドリードが攻め込む場面も増えていったが、ゴールは生まれない。59分にはボックス右でルーカス・バスケスのリターンパスを受けたアセンシオが好機を迎えたが、右足で合わせたシュートは精度を欠き、対するバルセロナも後半から出てきたフランク・ケシエの決定機がクルトワに阻まれた。

 試合終盤にもお互いにフィニッシュまで持ち込むチャンスはあったものの、試合は0−1で終了。両軍合わせて5枚のイエローカードが提示されるという親善試合らしからぬ一戦となった今季最初のクラシコは、バルセロナの勝利という結果に終わった。

【スコア】
レアル・マドリード 0−1 バルセロナ

【得点者】
0−1 27分 ハフィーニャ(バルセロナ)

【スターティングメンバー】
レアル・マドリード(4−3−3)
GK:クルトワ
DF:L・バスケス(71分 オドリオソラ)、ミリトン(62分 バジェホ)、アラバ(46分 ナチョ)、リュディガー(46分 メンディ)
MF:チュアメニ(46分 カゼミーロ)、バルベルデ(46分 モドリッチ)、カマヴィンガ(46分 クロース)
FW:ロドリゴ(70分 D・セバージョス)、アザール(46分 アセンシオ)、ヴィニシウス(70分 マリアーノ)

バルセロナ(4−3−3)
GK:テア・シュテーゲン(62分 I・ペーニャ)
DF:アラウホ(63分 デスト)、クリステンセン(46分 デ・ヨング)、E・ガルシア(63分 ピケ)、J・アルバ(46分 バルデ)
MF:ブスケッツ(63分 S・ロベルト)、ペドリ(63分 ニコ)、ガビ(46分 ケシエ)
FW:ハフィーニャ(63分 デパイ);レヴァンドフスキ(46分 オーバメヤン)、ファティ(46分 デンベレ)

サッカーキング

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