GTNET MotorSports、ふたたびDAISHINのオレンジのカラーに。MP Racingとのコラボは終了

2023年7月28日（金）12時28分　AUTOSPORT web

　7月29〜30日に大分県日田市のオートポリスで開催されるENEOSスーパー耐久シリーズ2023 Supported by BRIDGESTONE第4戦『スーパー耐久レース in オートポリス』に向け、7月27日から特別スポーツ走行が行われたが、ST-XクラスにニッサンGT-RニスモGT3で参戦するGTNET MotorSportsは、カーナンバー、車名を2022年同様のものに戻して走行を開始している。

　GTNET MotorSportsは、2023年にTeam DAISHINとMP Racingがコラボレーションするかたちとなり、第1戦鈴鹿、第2戦富士はDAISHINのオレンジとMP Racingのイエローをあしらったカラーリングとなっていた。

　しかしチームは第3戦SUGOを欠場。第4戦オートポリスに向けては、カーナンバーをふたたび81に、車名をDAISHIN GT-R GT3に戻して参戦することになった。カラーリングもDAISHIN伝統のオレンジ一色に戻っている。

　これについては、7月27日にMP Racingからリリースが発表されており、MP Racingが今季の活動を終えることから両者のコラボが終了することになったという。MP RacingによればAドライバーを務めていたJOE SHINDOが怪我のリハビリをしながら第1戦、第2戦を戦っていたものの、無理がたたり膝の内側側副靭帯と後十字靭帯の断裂を起こしてしまい、シーズン参戦を断念することを余儀なくされてしまったことが要因だとしている。

　今回のコラボレーション終了にともない、DAISHIN GT-R GT3のAドライバーには大八木信行が復帰。坂口夏月、青木孝行、藤波清斗というおなじみのラインアップで第4戦に臨むことになる。今季はまだ勝利がないだけに、強力な体制でシーズン途中からの追い上げを目指す。