横浜FMマルコスJrがフリー移籍か「契約更新の合意なし」中東からオファーも

2023年7月28日(金)11時42分 FOOTBALL TRIBE

マルコス・ジュニオール 写真:Getty Images

 横浜F・マリノス所属のブラジル人MFマルコス・ジュニオールは以前から中東移籍が噂されているが、海外では今季終了後の横浜FM退団が濃厚だと報じられている。


 マルコスは昨季終了後、契約満了による退団やブラジル1部フルミネンセ復帰の可能性が報じられたものの、横浜FMと契約更新。ただ今季も日本代表FW西村拓真とのポジション争いで後れをとり、ここまでリーグ戦でのスタメン出場は5試合にとどまっている。ただ今月23日に行われた「Jリーグワールドチャレンジ」のマンチェスター・シティ戦では先発出場していた。


 ブラジルメディア『グローボ』は今月27日に「マルコスは日本で5年間過ごした後、来年に日本を離れる。契約更新の合意はなく、契約満了となる来年1月に横浜FMを退団する予定だ」とリポート。


 「すでに事前契約を結ぶことが可能である中、UAE1部アル・バタエフからオファーが届いている。ブラジル国内クラブも獲得調査を行っている」と、日本国外クラブによる動きもあわせて伝えている。


 またアル・バタエフ移籍の可能性については、UAE紙『アル・イテハド』は、同選手が来月はじめまでにアル・バタエフのトレーニングキャンプに合流する可能性を伝えていた。


 なおアル・バタエフは2019/20シーズンからUAE国内のプロリーグに参入。2021/22シーズンの2部リーグを2位で終えて昇格すると、2022/23シーズンは5勝6分15敗で終了。2部降格圏内の13位ディーバ・フジャイラから勝ち点1差の12位で残留を果たした。


 先日、自身のインスタグラムアカウントで横浜FM残留を願うサポーターの投稿に反応していたマルコス。2度のJ1制覇に貢献した功労者であるだけに、今後の動向に注目が集まる。

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