PK戦にまでもつれた激闘はカナダに軍配…ブラジルを下し五輪準決勝へ進出

2021年7月30日(金)20時1分 サッカーキング

PK戦の末にカナダが準決勝進出を決めた [写真]=Getty Images

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 30日、東京オリンピック女子サッカー準々決勝カナダ女子代表vsブラジル女子代表が行われた。

 日本と同じグループEを2位で通過したカナダと、グループFを首位で通過したブラジルの一戦。準々決勝の4試合で最も早くキックオフを迎えたこの試合は、『宮城スタジアム』で行われた。

 前半を互いにスコアレスで折り返し膠着した展開が続くこの試合、後半にチャンスを迎えたのはカナダだった。59分、敵陣深く左でFKを獲得すると、ゴール前への浮き球のパスをDFバネッサ・ジルズが強烈なヘディングシュートを放つ。しかしこれはブラジルのGKが好セーブを見せ得点を許さない。

 対するブラジルは71分、敵陣中央左サイドで前を向きドリブルで仕掛けたFWデビーニャが、右足でミドルシュート。ボールはファーサイドのネット目掛けて飛ぶが、こちらはカナダのGKが横っ飛びのセーブでゴールを守る。そして、試合はこのまま0−0で延長戦へと突入した。

 迎えた延長戦は互いにシュートを放ち合う一進一退の攻防。しかしそれでもゴールは生まれず、試合はPK戦での決着となった。

 PK戦ではカナダの1人目が、ブラジルの4人目がそれぞれ相手GKに阻まれ、3−3で5人目の対決へ。先攻のカナダが成功させたことに対して、ブラジルは相手GKのセーブに遭い失敗。この結果、4−3でカナダが準決勝へと駒を進めた。

 勝利したカナダは次戦、準決勝でオランダvsアメリカの勝者と対戦する。

【スコア】
カナダ女子代表 0−0(PK4−3) ブラジル女子代表

サッカーキング

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