インテルのS・インザーギ監督、日本ツアーを総括「開幕に向けて素晴らしい準備ができた」

2023年8月1日(火)22時33分 サッカーキング

インテルを率いるシモーネ・インザーギ監督 [写真]=金田慎平

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 インテルは8月1日、『Inter Milan JAPAN TOUR 2023』でパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦し、2−1で勝利した。試合後、インテルを率いるシモーネ・インザーギ監督がフラッシュインタビューに登場した。

 インテルは試合序盤こそやや劣勢を強いられたものの、徐々に自慢の守備が輝きを見せ、PSGに決定機を作らせない。64分にはヴィティーニャに強烈なミドルシュートを突き刺されたものの、試合終盤に差し掛かると途中出場の選手たちが躍動する。81分、今夏に新加入したダヴィデ・フラッテージがドリブルでボールを持ち運び、相手を引きつけて右に繋ぐと、最後はセバスティアーノ・エスポジトが仕上げた。直後の83分には右サイドを使った崩しからフラッテージがペナルティエリア右に侵入。ファーサイドへの折り返しをステファノ・センシが沈め、逆転に成功した。試合はこのままタイムアップ。インテルは今夏の日本ツアーを1勝1分の成績で終えることとなった。

 試合を振り返ったS・インザーギ監督は「PSGは力のあるチームなので、試合序盤は難しい展開を強いられました」と話しつつも「時間の経過とともにチームは組織的に戦えるようになり、全体的なパフォーマンスも向上したと感じています」と試合内容への手応えを口にした。プレシーズンであることは理解しつつも「とても重要な試合だと感じていたので、勝利できて嬉しく思います」と語っている。

 日本での活動については「東京でも大阪でも、強度の高いトレーニングを実施し、良いチーム作りができたと思っています」とコメント。新シーズンに向けては「まだセリエAの開幕までは3週間ほどの時間があるので、コンディションを上げる部分、そしてチーム全体の改善を実施していきたいと思っています」と意気込んだ。

 およそ1週間ほどの日本ツアーを終え、S・インザーギ監督は日本の“インテリスタ”にメッセージも送った。「日本のファンのみなさん、インテリスタの皆さん、ありがとうございました。多くの方からの手厚いサポートを感じることができました。チームとしても、今回の日本ツアーで新シーズンのセリエAに向けた素晴らしい準備ができたと思っています。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べている。

 この後、インテルは9日にオーストリアでザルツブルクとのプレシーズンマッチが予定されている。2023−24シーズンのセリエAは19日に開幕し、インテルはモンツァをホームに迎える。
 

サッカーキング

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