メルセデスのコンパクトカー『A・B・CLA』が一部改良、装備充実で価格設定も見直し

2017年8月3日(木)17時59分 AUTOSPORT web

 メルセデス・ベンツのNGCC(ニュー・ジェネレーション・コンパクト・カー)を担う『Aクラス、Bクラス、CLA、CLAシューティングブレーク』が装備の一部を変更するとともに、メーカー希望小売価格を改定。より求めやすい設定に見直され、7月26日から発売開始となっている。


 Cセグメントでフォルクスワーゲン・ゴルフや、アウディA3と直接の競合関係となる『Aクラス』は、排気量やトリムが異なるほぼ全グレードにわたって装備を見直し。


 受注生産モデルとなる『A180 Style』では、シフト、ブレーキ、アクセルの操作だけで縦列駐車と並列駐車の両方をアシストするパーキングパイロットや、走行状況や天候に応じて配光モードを自動で切り替えるLEDパフォーマンスヘッドライト(アダプティブハイビームアシスト付)など魅力的な装備が揃ったエントリーパッケージ(46万円)を新たに設定。

インテリアの一部変更が加えられた「A 180 AMG Style」


 同じく『A180 AMG Style』では、インテリアの一部変更が加えられると同時に、価格を従来比で43万円安となる347万円(税込)に改定した。


 2リッターの高出力版を搭載する『A250 SPORT(シュポルト)』は、パノラミックスライディングルーフを標準装備としたほか、ドアミラーカバーやリヤバンパー等をボディ同色からブラックへ変更。ナビゲーションシステムとレーダーセーフティパッケージをパッケージオプションとして設定した上で、価格を従来比39万円安となる495万円(税込)に改定している。


 さらに最高峰モデルの『メルセデスAMG A 45 4MATIC』は、AMGエグゾーストシステムをオプション設定に加え、価格を従来比9万円安となる711万円(税込)となった。


 一方、Aクラスをベースに、よりルーミーな室内空間を持つ『Bクラス』は、ベーシックグレードとなる『B180』でオプション装備のベーシックパッケージを標準装備化。さらにEASY-VARIO PLUS(バックレスト折りたたみ角度調整機能、後席シートスライド機能、ラゲッジフロアボード調整機能)、後席テーブル等も標準装備とし、価格を従来比で34万円高となる360万円(税込)に改定し、内容的にも上位グレードとの差を見直している。

大幅に装備の強化を図った「B 180」


 また、サッシュレスのスタイリッシュなコンパクトとして誕生した『CLA/CLAシューティングブレーク』は、『180 AMG Style』で内装を一部変更し、価格を従来比で36万円安となる399万円(税込)に改定。


 さらに中間グレードとして2リッターの直列4気筒ガソリンターボを搭載する『220 4MATIC』を追加設定。


 その上位となる『250 SPORT 4MATIC』では、Aクラスと同様にパノラミックスライディングルーフを標準装備としたほか、ドアミラーカバーやリアバンパー等をボディ同色からブラックへ変更。ナビゲーションシステムとレーダーセーフティパッケージをパッケージオプションとして設定。セダンで従来比40万円安となる539万円(税込)に。シュティングブレークで従来比40万円安となる555万円(税込)となる価格設定とした。


 このNGCCの改良と同時に、SUVラインとなる“GL”の名を持つCセグメントモデル、『GLC』と『GLCクーペ』にも一部改良が施され、24時間緊急通報サービスや故障通報サービス、ドアロックやステータス確認、車両セットアップを行うリモート車両操作などを含む『Mercedes me connect(メルセデス・ミー・コネクト)』を新搭載している。

2リッターの直列4気筒ガソリンターボを搭載する「CLA 220 4MATIC」を追加
同じく、「CLAシューティングブレーク」にも中間グレードを新設している

「Mercedes me connect(メルセデス・ミー・コネクト)」を新搭載した「GLC」
同じく「GLCクーペ」も装備の見直しが図られている

メルセデスコール:0120-190-610
ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp


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