南野拓実も来夏高額売却?上田綺世の移籍手掛けたサークル幹部がモナコ入り

2023年8月11日(金)6時29分 FOOTBALL TRIBE

南野拓実 写真:Getty Images

 日本代表FW上田綺世は先日、ベルギー1部サークル・ブルッヘからオランダ1部フェイエノールトへの完全移籍。上田の高額売却を手掛けたサークル幹部が、MF南野拓実擁するリーグアン(フランス1部)ASモナコに引き抜かれている。


 上田は昨年7月に鹿島からサークルへ完全移籍すると、海外挑戦1年目からベルギー1部リーグで22ゴールをあげるなど中心選手として活躍。今月3日にフェイエノールトへの完全移籍が正式決定しているが、フェイエノールトの支払う移籍金はクラブ史上最高額の1000万ユーロ(約15億円)であるとのこと。サークルが同選手獲得で鹿島に支払った移籍金額は130万ユーロ(当時約1億8000万円)と報じられており、わずか1年で莫大な利益を得た格好だ。


 上田をはじめ高額な移籍金による若手・中堅選手の放出を手掛けてきたのが、SD(スポーツディレクター)のカルロス・アビナ氏だった。しかし同氏は今月10日、サークルを退団してモナコのテクニカルディレクター(TD)に就任。モナコは2017年にサークル・ブルッヘの経営権を取得しており、両クラブ間では度々選手の取引が行われている。


 そのモナコは昨季終了後にフィリップ・クレマン監督を解任すると、かつてアイントラハト・フランクフルトでMF長谷部誠やMF鎌田大地らを指導していたアドルフ・ヒュッターを招へい。南野は昨季リーグアンで10試合の先発出場に終わったが、新監督のもとでアピール。7日に行われたバイエルン・ミュンヘンとの練習試合でゴールを奪うなど、昨季からの序列アップが見込まれる。


 日本人選手を知るヒュッター新監督のもとでの出場機会増加、レギュラー定着が期待される南野。昨年6月にリバプールから移籍金1500万ユーロ(当時約22億円)でモナコへ加入したが、今季の活躍次第ではアビナ新TDにより高額売却の対象となる可能性も考えられる。

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