大谷翔平 シャーザーに〝完敗〟初対戦は2三振に三飛、エンゼルスも敗れる
2023年8月15日(火)12時25分 ココカラネクスト
シャーザーとの対戦ではノーヒットに終わった大谷(C)Getty Images
エンゼルス・大谷翔平は現地時間8月14日(日本時間15日)に敵地で行われたレンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。注目を集めたのは球界を代表する名投手、マックス・シャーザーとの勝負にあった。
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これまでサイ・ヤング賞3度、最多勝4度、試合前までに通算212勝などレジェンド投手シャーザーと大谷は2021年の球宴で対戦して、二ゴロに終わっていた。
レギュラーシーズンではこの日が初対戦となり注目の第1打席目は、初回一死走者なしで回ってきた。まず外角の154キロ直球を見逃すと、カウント1—1からは3球連続ファウルで粘るも最後は内角低めのカットボールに手が出て、空振り三振に倒れた。
5点を追う4回先頭の第2打席は1ボール2ストライクからワンバウンドのカーブを振らされて、再び空振り三振に倒れた。
6点を追う7回先頭の第3打席は初球の外角チェンジアップに反応したが、三飛となった。
サイ・ヤング賞右腕の緩急を使った投球術に翻弄され、期待された一発は出なかったが、どこか充実した表情も浮かべた大谷。
一方、試合はシャーザーの好投もあり、0−12と完敗だったエンゼルス。先発のパトリック・サンドバルが3回までに6四死球と乱調、3回持たず5失点KOとなったことも響いた。大谷は前日13日(同14日)のアストロズ戦では、9試合ぶりとなる特大の41号を放ち存在感を示した。目指すプレーオフに向け劣勢が続く中、引き続きチームをけん引する打撃を示せるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]