2020年初優勝のドヴィツィオーゾ「リンスが転倒しなかったら抑えるのは難しかったかも」/MotoGP第5戦決勝トップ3コメント

2020年8月17日(月)8時59分 AUTOSPORT web

 MotoGP第5戦オーストリアGPの決勝レースがレッドブル・リンクで行われ、表彰台を獲得したアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム)、ジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)、ジャック・ミラー(プラマック・レーシング)が会見で波乱のレースを振り返った。


■アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム)/決勝:優勝


「苦戦したヘレスとブルノのあと、優勝できてとてもうれしい。ヘレスやブルノでは止まれず、力強さがないところもあった。すごくいらいらしたよ。けれどチームとこの3レースから学び、たくさんのことを理解した。ここでの最初のセッションからそれを投入でき、すぐにうまくいった。それはブレーキのアプローチについてや、バイクの大きな変更だ」


「新しいタイヤはみんなに変更をもたらしている。だから今季、これまでにないチャンピオンシップになっているんだ。こうして再び優勝することが重要だったから、とてもうれしい」


「次戦については、もしドライのレースだったら難しいだろう。ライバルはもっと強くなるだろうし、特に(アレックス・)リンスは、今日クラッシュしていなかったら彼を抑えるのは難しかったと思うんだ。リンスは転倒してしまったから、レースでの走りを見られなかったけどね」


「先については、まだ100%いい感じ、というわけじゃない。ブレーキはよくなっているとは思うんだけど、コーナーの中間や立ち上がりの最初の段階部分がまだあまりよくない。もっと安定してほかのサーキットでも強くいる必要があると思うんだ。その部分について、次戦はよくなること願う」


■ジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)/決勝:2位


「この週末の前に、僕が表彰台にいるだろうと言われたけれど、僕はそれは難しいと言った。けれど、バイクはここでとても走った。フリー走行1回目からいい感じだったんだ。いいベースで始められれば、週末のアプローチはより楽になる」


「レースには満足しているよ。ライバルと戦うのは難しかったけどね。彼ら(ドゥカティ)はセクター1、2で強かった。けれど僕たちのバイクもすごく速かったと思う。表彰台を獲得できてうれしいよ」


「今週末、予選を改善したかったから違ったことに取り組んだんだ。それで、スタートもよくなった。僕たちの弱点は、レースペースはいいんだけど、追い上げるのに苦戦するということだから」


「(ザルコとモルビデリの)アクシデントがあると、ヘルメットをもう一度被るのは簡単なことじゃない。でもとにかく、誰も深刻な怪我をしなかったということに安心している」


■ジャック・ミラー(プラマック・レーシング)/決勝:3位


「(レース2で前後ソフトタイヤを履いたことについて)うまくいくかもしれないと思った。ホールショットデバイスでスタートもうまくいったよ」


「最終ラップにはちょっとミスをしてしまった。ジョアンが近いかもしれないと思ったから、最後の2コーナーではラインを閉じようとしてんだけど、そうするとフロントが跳ねて旋回できなかった。ジョアンの初表彰台、ドヴィツィオーゾの優勝におめでとうと言いたい」


「僕たちの弱点は、最終セクターの中間。セクター1は楽しんで走れる。来週末に向けて、最終セクターについて改善していく。けれど、今日は中断があってあわただしいレースだった。
みんな来週には、もっと強くなっていると思う。スズキもドゥカティも速い。ヤマハは今日はそうでもなかったけれど、昨日は速さがあった。来週のレースに向けて、もう少し改善点を見つけていくよ」


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