ボルシアMG板倉滉、ブンデス開幕前にレギュラー白紙か。CB再転向説も…
2023年8月17日（木）5時55分 FOOTBALL TRIBE
ボルシア・メンヒェングラートバッハ（ボルシアMG）所属の日本代表DF板倉滉は、今月11日のDFBポカール（ドイツ国内カップ戦）1回戦で先発出場。今季も主力選手としての活躍が期待されているが、ブンデスリーガ（ドイツ1部）開幕戦を前に、レギュラー白紙の可能性が報じられている。
同選手は昨年7月、マンチェスター・シティからボルシアMGへ移籍金500万ユーロ（当時約7億円）により完全移籍。昨年9月からカタールW杯開幕直前まで負傷離脱も、シーズン後半戦はリーグ戦ほぼ全試合で先発出場。不動のセンターバックとしてボルシアMGでの1年目を終えると、先月にはセリエA（イタリア1部）ナポリやサウジアラビア1部アル・ナスル移籍を拒否したと報じられている。
そんな板倉は11日に行われたDFBポカール・ベルゼンブリュック戦で先発出場。ボランチでプレーしたが、ハーフタイムに途中交代となっている。
ドイツ誌『ビルト』は16日、ボルシアMGの中盤について特集。ベルゼンブリュック戦で板倉にかわって途中出場したMFフロリアン・ノイハウスについて「プレシーズン期間に契約延長したノイハウスは、筋肉系の問題により欠場が続いていた。絶対的なリーダーとなる予定であり、（ブンデスリーガ開幕節の）アウクスブルク戦でスタメン起用される可能性は十分にある」と綴っている。
それだけに同誌は「ノイハウスの復帰により、FIFAワールドカップ出場経験を持つ板倉のスタメンが脅かされる」と、ベンチスタートの可能性を指摘。その一方で「ノイハウスが板倉の代わりに中盤でプレーする場合、この日本人選手はセンターバックに戻る可能性がある」としている。
プレシーズン期間中に中盤へコンバートの可能性も報じられた板倉。ノイハウスの復帰により、中盤、センターバックの両ポジションにおけるポジション争いが激しさを増しているようだ。
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