大谷翔平のFA契約は最低でも9年864億超えが「妥当」 米放送局が指摘した“懸念材料”とは?

2023年8月18日(金)6時0分 ココカラネクスト

今オフのFA市場での目玉となるのは必至の大谷。その契約規模は大きな話題となる。(C)Getty Images

 今オフにFA(フリーエージェント)となる大谷翔平(エンゼルス)。すでに水面下ではメジャー複数球団による争奪戦が展開されているとも報じられている天才の去就は、レギュラーシーズンの真っ只中にあっても小さくない話題となっている。

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 投打二刀流で、数多の「史上初」を生み出してきた。それだけに契約金の規模は計り知れない。米スポーツ専門局『ESPN』のブラッドフォード・ドゥーリトル氏は、大谷が投球や打撃だけでなく、足の速さを含め、全ての指標でトップクラスであると強調。前例のないパフォーマンスから「打者の平均契約額1億6200万ドルと投手の平均契約額1億4150万ドル。合計すると3億350万ドルになる」と分析した。

 実現すれば、言うまでもなく日本人メジャーリーガーの契約では史上最高額だ。そんなユニークな試算は大きな反響を呼んだ。米スポーツ専門局『NBC Bay Area』は、ドゥーリトル氏の算出した契約額に対して「真の価値は計り知れない」と指摘。さらに「彼に対してどれだけの契約額がふさわしいのか。計算できないわけではないが、その天井は一言で言えば、誰も知り得ない」とした。

 また、同局は『ESPN』が最終的に「ふさわしい」として出した12年9億1200万ドル(約1331億5200万円)の契約に対して「オオタニのような選手であっても、加齢による価値の低下は否定できない」と指摘。仮にパフォーマンスが低下した場合の損失額は1億2230万ドル(約178億5580万円)になると懸念を示し、年数に応じた以下の契約が「妥当だ」と新たに予想している。

9年:5億9200万ドル(約864億3200万円)
10年:6億5800万ドル(約960億6800万円)
11年:7億2300万ドル(約1055億5800万円)
12年:7億8900万ドル(約1151億9400万円)

 いずれにしても今オフのFA市場における目玉である大谷の争奪戦は不可避だ。はたして、天文学的な金額が飛び交うであろうマネーゲームは、一体どのような結末を見るのだろうか。本人や各球団の動向に世界が注目している。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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