スーパーフォーミュラ・ライツもてぎは第13戦で木村偉織が初ポール獲得。第14戦は太田がポールに

2022年8月20日(土)12時1分 AUTOSPORT web

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第5大会は8月20日(土)、栃木県のモビリティリゾートもてぎで第13戦/第14戦の公式予選が行われ、第13戦は木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)がポールポジションを獲得。第14戦は太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)がポールを獲得した。


 2022年のスーパーフォーミュラ・ライツはこのもてぎ大会を含め残り2大会。タイトル争いにとっても重要なラウンドとなるが、今季からシリーズに参戦を開始したHELM MOTORSPORTSの2台がドライバー両名の体調不良により参加を取り消し。2台が欠場し、10台で争われることになった。


 8月18日(木)からスーパーフォーミュラ・ライツは専有走行がスタートしたが、初日午前はウエットコンディションだったものの、午後からはドライに。初日から好調だったのは菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)で、2日目午後に1分44秒221を記録しトップタイムをマークした。2番手には木村、3番手には野中誠太(PONOS Racing TOM’S 320)がつけていた。


 迎えた8月20日(土)は曇天のなか10時45分から第13戦/第14戦の公式予選がスタートしたが、まずはTOM’S勢、川合孝汰(Rn-sports 320)らが先にコースイン。太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)、そして開始から5分を過ぎてからB-MAX RACING TEAM勢がコースインしていった。


 まずは3周目から4周目にかけて各車が一度タイムを記録していくが、先にコースインしたなかでは小高一斗(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)が1分45秒341を記録しトップに。1分45秒476を記録した古谷悠河(Deloitte. HTP TOM’S 320)、1分45秒491を記録した平良響(Kuo カローラ中京 TOM’S 320)と続いていく。


 そのTOM’S勢のタイムに対し、まずは太田が1分45秒434で2番手に食い込んでいくと、木村が1分45秒032でトップに浮上。菅波が1分45秒207で2番手に続いていく。さらに翌周には菅波がタイムを縮め、1分45秒003でトップに浮上した。これで各車は一度ピットに戻り、残り10分というタイミングで再びコースイン。2セット目のニュータイヤでのアタックに入っていった。


 ここで各車とも自己ベストタイムを更新していくが、まずは木村が1分44秒439にタイムを上げトップに。野中、古谷、平良とTOM’S勢も続々とタイムを上げていくが、太田が1分44秒738で2番手に。菅波は1分44秒806で3番手につける。さらに、小高もタイムを上げ1分44秒451で2番手に食い込んだ。


 これで第13戦のポールポジションは木村が獲得。木村にとってはスーパーフォーミュラ・ライツでの初ポールポジションとなった。2番手には小高、3番手には太田がつけることに。菅波は4番手、5番手には野中がつけた。


 一方セカンドベストで争われる第14戦は、木村が最後にタイムを伸ばせず、1分44秒817というセカンドベストをマークした太田がポールポジションを獲得。平良がフロントロウ2番手を獲得した。3番手に菅波、4番手には木村、5番手に野中がつけ、第13戦とはグリッドが変動する結果となった。


2022全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第13戦公式予選結果(編集部集計)







































































































Pos.No.DriverCarEngineTimeLaps
11木村偉織HFDP WITH B-MAX RACINGスピースA411’44.4398/9
237小高一斗Kuo モビリティ中京 TOM’S 320トムスTAZ311’44.45111/12
32太田格之進HFDP WITH TODA RACINGスピースA411’44.73810/11
450菅波冬悟Byoubugaura B-MAX Racing 320スピースA411’44.8068/10
535野中誠太PONOS Racing TOM’S 320トムスTAZ311’44.88111/12
638平良響Kuo モビリティ中京 TOM’S 320トムスTAZ311’44.93011/11
736古谷悠河Deloitte. HTP TOM’S 320トムスTAZ311’44.98611/13
810川合孝汰Rn-sports 320スピースA411’45.48111/11
930DRAGON(M)TEAM DRAGON B-MAX 320スピースA411’47.8295/5
4今田信宏(M)JMS RACING with B-MAXスピースA41No Time


天候:曇り 路面:ドライ


2022全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第14戦公式予選結果(編集部集計)







































































































Pos.No.DriverCarEngineTimeLaps
12太田格之進HFDP WITH TODA RACINGスピースA411’44.81711/11
238平良響Kuo モビリティ中京 TOM’S 320トムスTAZ311’44.94210/11
350菅波冬悟Byoubugaura B-MAX Racing 320スピースA411’45.0034/10
41木村偉織HFDP WITH B-MAX RACINGスピースA411’45.0323/9
535野中誠太PONOS Racing TOM’S 320トムスTAZ311’45.07010/12
636古谷悠河Deloitte. HTP TOM’S 320トムスTAZ311’45.15612/13
737小高一斗Kuo モビリティ中京 TOM’S 320トムスTAZ311’45.16012/12
810川合孝汰Rn-sports 320スピースA411’45.66610/11
930DRAGON(M)TEAM DRAGON B-MAX 320スピースA411’47.9394/5
4今田信宏(M)JMS RACING with B-MAXスピースA41No Time


天候:曇り 路面:ドライ

太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)
小高一斗(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)と平良響(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)
菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)
木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)
野中誠太(PONOS Racing TOM’S 320)

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