スーパーフォーミュラ・ライツ第15戦は1周目の攻防を制した木村偉織が優勝。今季3勝目を飾る

2022年8月21日(日)17時56分 AUTOSPORT web

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第5大会は8月21日(日)、栃木県のモビリティリゾートもてぎで第15戦の決勝レースが行われ、スタート直後の攻防を制した木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)がトップチェッカー。今季3勝目を飾った。


 この週末最後のレースとなったスーパーフォーミュラ・ライツ第15戦。第13戦の順位でグリッドが決まっており、ポールポジションに小高一斗(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)、2番手に太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)、3番手に木村、4番手に古谷悠河(Deloitte. HTP TOM’S 320)が並ぶグリッドとなっていた。


 西日が差すなかで迎えたスタートでは、2番手の太田の加速が鈍く、木村、古谷がこれをかわしていく。木村はさらに4コーナー立ち上がりでトップに立った小高のテールにつくと、5コーナー立ち上がりでアウトから仕掛け、S字までの間にこれをパス。トップに浮上した。


 その後はトップの木村、2番手となった小高は1〜2秒ほどのギャップでレースを進め、3番手の古谷、さらに4番手となった太田がテール・トゥ・ノーズの戦いを展開していく。しかしこの攻防はチェッカーまで変わることはなく、木村が第9戦オートポリス以来となる今季3勝目を飾った。


 3位争いは太田が0.294秒差まで古谷を追いつめるも、古谷が表彰台を死守。5位は4台の争いを制した川合孝汰(Rn-sports 320)で、3戦連続得点を果たした。6位は菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)となった。


 マスタークラスは、序盤からDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)と今田信宏(JMS RACING with B-MAX)のバトルが長く続いていたが、10周目のビクトリーコーナーで2台は接触。DRAGONはグラベルにストップし、今田はフロントウイングを破損したが、ピットに戻った今田は修復を果たしフィニッシュ。優勝を飾り、2022年のマスタークラスチャンピオンを決めた。


全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第5大会
第15戦モビリティリゾートもてぎ 決勝結果







































































































Pos.No.DriverCarEngineLapsGrid
11木村偉織HFDP WITH B-MAX RACINGスピースA41143
237小高一斗Kuo モビリティ中京 TOM’S 320トムスTAZ31141
336古谷悠河Deloitte. HTP TOM’S 320トムスTAZ31144
42太田格之進HFDP WITH TODA RACINGスピースA41142
510川合孝汰Rn-sports 320スピースA41145
650菅波冬悟Byoubugaura B-MAX Racing 320スピースA41147
738平良響Kuo モビリティ中京 TOM’S 320トムスTAZ311410
835野中誠太PONOS Racing TOM’S 320トムスTAZ31149
94今田信宏(M)JMS RACING with B-MAXスピースA41138
R30DRAGON(M)TEAM DRAGON B-MAX 320スピースA4196


天候:晴れ 路面:ドライ
ファステストラップ:木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING) 1’46.148 11/14

スーパーフォーミュラ・ライツ第15戦の1周目の様子
木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)
古谷悠河(Deloitte. HTP TOM’S 320)
川合孝汰(Rn-sports 320)
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第15戦を制した木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)
スーパーフォーミュラ・ライツ第15戦 表彰台
DRAGONと今田信宏の争い
DRAGONと今田信宏の接触
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第15戦でマスタークラス優勝を飾った今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

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