ラテル、スパ24時間とIMSAグレン6時間のバッティング解決策に「慎重ながらも楽観視」
2023年8月21日(月)13時13分 AUTOSPORT web
SROモータースポーツ・グループの創設者兼CEOであるステファン・ラテルは、来季2024年に開催されるクラウドストライク・スパ24時間レースとIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のサーレン・ザ・グレン6時間レースとの日程重複を回避するするため、IMSAと解決策を見出すことに「慎重に楽観視している」と語った。
ベルギーとアメリカで開催されるふたつの耐久レースは、ウェザーテック・スポーツカー選手権の2024カレンダーが発表されたことで、6月27〜30日の週末で日程が重複することが明らかになった。
また既報のとおり、来季の北米耐久シリーズではWEC世界耐久選手権の3つのレースや、IGTCインターコンチネンタルGTチャレンジに組み込まれたニュルブルクリンク24時間レースとのバッティングも確認されている。
BMWやポルシェを含むいくつかの自動車メーカーや、2023年よりスパ24時間のタイトルスポンサーを務めているクラウドストライクのジョージ・カーツCEOは、この問題の解決策を見つけることを支持する発言をしている。
SROアメリカの社長兼CEOであるグレッグ・ギルは、8月18日(金)夕方にロード・アメリカで開かれた“ステート・オブ・ザ・スポーツ”の演説の中で、現在の日程の衝突を解決する「あらゆる意図」があると語った。
SROのボスであるラテルも「ぜひそうしたい」とSportscar365と述べ、バッティングの回避を望んでいる。
「IMSAの友人たちと電話をして、我々はそれを検討しているところだ。結果はどうなるかって? まだ言えない。私たちは何かが起こることを慎重に楽観視している」
「(もしも解決策が見つからなければ)残念なことだ。とくに(2024年スパ24時間の)100周年を記念するイベントは特別なものになるだろうからね」