ラーション氏が14年ぶりバルサ復帰!…元ホッフェンハイム指揮官とともにコーチ就任
2020年8月21日(金)19時39分 サッカーキング
バルセロナは14日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でバイエルンに2−8の歴史的な大敗を喫し、12年ぶりに無冠でシーズンを終えた。その3日後の17日、「トップチームの大規模な再編における最初の決定」として、1月から指揮を執っていたキケ・セティエン監督を解任。19日にロナルド・クーマン監督が新指揮官に就任したことが発表された。
ラーション氏は1971年9月生まれの現在48歳で、現役時代は主にセルティックや代表で活躍。フェイエノールト時代の1995年から1997年にかけては、クーマン監督とチームメイトだった。ラーション氏は2004年夏から2006年夏にかけて、バルセロナでもプレー。2005−06シーズンのCL決勝アーセナル戦では、途中出場から2アシストでチームの逆転勝利を演出し、クラブの24年ぶり2回目のビッグイヤー獲得に大きく貢献した。2006年夏にバルセロナを退団した後は、ヘルシンボリやマンチェスター・Uでのプレーを経て、2009年に現役を引退。以降は監督としてスウェーデン国内の複数クラブを指揮し、ヘルシンボリの監督を退任した2019年8月末以降はフリーとなっていた。
一方、現在52歳のシュロイダー監督は、現役引退後の2009年から母国フィテッセでコーチに就任。2014−15シーズンにトゥウェンテで監督デビューを果たすと、2015年からはホッフェンハイムのアシスタントコーチに就任した。2018−19シーズンはアヤックスのアシスタントコーチを務め、2019年夏からユリアン・ナーゲルスマン氏(現ライプツィヒ監督)の後任としてホッフェンハイムの監督に就任。しかし今年6月、将来の方向性の違いを理由に、シーズン途中で2022年6月30日までの契約を解消して退団していた。