レアル・マドリードが開幕2連勝! ベンゼマの今季初得点などで4発大勝、セルタを下す

2022年8月21日(日)11時10分 サッカーキング

ベンゼマが今季のラ・リーガ初ゴール [写真]=Getty Images

写真を拡大

 ラ・リーガ第2節が20日に行われ、レアル・マドリードとセルタが対戦した。

 開幕戦のアルメリア戦で鮮やかな逆転勝利を飾ったレアル・マドリードは、敵地でのセルタ戦を制して開幕2連勝を狙う。この試合から、マンチェスター・U移籍が決まったカゼミーロはメンバー外に。オーレリアン・チュアメニ、エドゥアルド・カマヴィンガらが2試合連続のスタメン出場を飾り、第1節からスターティングメンバーを4名変更してこの試合に臨んだ。

 試合が動いたのは14分。右コーナーキックをチュアメニが頭で落とし、最後はダヴィド・アラバが左足でシュート。相手選手のハンドを誘い、レアル・マドリードにPKが与えられた。このPKをカリム・ベンゼマが難なく沈め、“エース”の今季ラ・リーガ初ゴールでレアル・マドリードが先手を取っている。

 直後の23分にはセルタが反撃。右サイド浅い位置ででボールを持ったウーゴ・マジョがクロスボールを供給すると、ペナルティエリア内で待っていたゴンサロ・パシエンシアが頭で狙う。このヘディングシュートをエデル・ミリトンが手でブロックし、今度はセルタにPKが与えられた。キッカーを務めたイアゴ・アスパスはGKティボー・クルトワにコースを読まれたものの、GKの手が届かない位置にシュートを放ち、セルタが試合を振り出しに戻した。

 それでも42分、レアル・マドリードは前半のうちに勝ち越しに成功。アラバからのパスを左寄りで引き出したルカ・モドリッチが、ターンから前を向いて中央へカットイン。ペナルティエリア手前から右足を振り抜くと、シュートはゴール右上に突き刺さった。前半はレアル・マドリードの1点リードで終了する。

 後半に入ってもレアル・マドリードは得点の機会をうかがい続ける。56分、自陣深い位置でボールを回収すると、ダニエル・カルバハルがモドリッチへパス。前を向いたモドリッチが長距離のスルーパスを供給すると、ヴィニシウス・ジュニオールが持ち前のスピードで相手DFを寄せ付けず、GKと1対1のチャンスに。GKをかわして左足で流し込み、レアル・マドリードが勝利を手繰り寄せる3点目を挙げた。

 66分には再びカウンターからダメ押し点を記録。相手のシュートをブロックしたチュアメニが自らボールを持ち運び、左サイドへ展開。ボールを受けたヴィニシウスが中央へ送ったボールが流れると、逆サイドから走り込んできたフェデリコ・バルベルデが右足でネットを揺らした。

 試合はこのままタイムアップ。“絶対的アンカー”の電撃退団が決まった直後の試合ではあったものの、レアル・マドリードがその強さを見せつける形に。ラ・リーガ開幕から2連勝を飾っている。

 次節、勝利したレアル・マドリードは28日に敵地でエスパニョールと対戦する。一方、敗れたセルタは26日に同じく敵地でジローナと対戦する予定だ。

【スコア】
セルタ 1−4 レアル・マドリード

【得点者】
0−1 14分 カリム・ベンゼマ(PK/レアル・マドリード)
1−1 23分 イアゴ・アスパス(PK/セルタ)
1−2 42分 ルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)
1−3 56分 ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)
1−4 66分 フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード)

サッカーキング

「レアル・マドリード」をもっと詳しく

「レアル・マドリード」のニュース

「レアル・マドリード」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ