カブス・鈴木誠也 2試合連続弾でチームの3連勝に貢献!ワイルドカード争いも前進

2023年8月22日(火)12時30分 ココカラネクスト

ここにきて勝負強さを発揮している鈴木(C)Getty Images

 カブスの鈴木誠也は現地時間8月21日(日本時間22日)に敵地で行われたタイガース戦に「6番・右翼」で先発出場。4回の第2打席に2試合連続となる13号を放ち、4打数2安打1打点でチームに貢献した。

【動画】完全復活!カブス・鈴木が21日のタイガース戦4回に2試合連続となる13号アーチを放った場面

 第1打席で左前打を放った鈴木は4回、一死無走者で回ってきた第2打席。タイガース右腕アレックス・ファエードの2球目、真ん中に入ったスライダーを一閃すると打球は左中間スタンドに一直線に飛び込む、豪快な13号アーチを放った。打球速度101・5マイル(約163・3キロ)、打球角度27度、飛距離403フィート(約122・8メートル)。

 鈴木は20日(同21日)に行われたロイヤルズ戦の5回にも12号を放っていた。2試合連続アーチは今季2度目、5月17日(同18日)のアストロズ戦以来となった。鈴木は打った直後、右手を挙げて会心のガッツポーズをしながらダイヤモンドを一周すると、ベンチでナインから熱い祝福を受けた。

 6回の第3打席は三ゴロ、8回の第4打席は敵失で出塁した。3試合ぶりのマルチ安打をマークし、これで4試合連続安打を記録。8月上旬には打撃不振で一時スタメンを外される時期もあったが、ここにきて復調気配となっている。

 直近6試合は21打数7安打の打率・333、3本塁打、4打点と持ち前の勝負強さをいかんなく発揮している。

 試合はシーソーゲームとなる中、カブスが9回に2点を勝ち越してチームは3連勝を果たした。この日ジャイアンツが敗れたため、ワイルドカード争いでも2位に浮上、3年ぶりのポストシーズン進出に向け、鈴木のバットがさらに勢いを増しそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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