PSG、ムバぺを買取付きのレンタルで獲得へ? モナコは代役としてD・コスタに注目か

2017年8月22日(火)17時52分 サッカーキング

去就に注目が集まるムバぺ、モウラ、D・コスタ(左から)[写真]=Getty Images

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 パリ・サンジェルマンがモナコに所属するフランス代表FWキリアン・ムバぺを、買い取りオプション付きのレンタル移籍で獲得する可能性があるようだ。イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 今夏の移籍市場で、様々なビッグクラブから注目を集めているムバぺ。かねてからレアル・マドリードが獲得を狙っていると報じられてきたが、8月に入ってからはPSGに移籍する可能性が急浮上していた。

 ムバペ自身がPSGへの移籍希望をクラブ幹部に伝えたとの情報もあったが、その後、モナコのレオナルド・ジャルディム監督が同リーグ最大のライバルへの放出を徹底して拒否。今シーズンから“10番”を背負うエースだけに、絶対に移籍を避けたい考えで、モナコ幹部は「今夏、これ以上選手を放出することはない」と移籍の可能性を否定していた。

 しかし今回の同紙の報道によれば、PSGは買い取りオプション付きのレンタル移籍でムバぺ獲得を狙っている模様。

 すでにバルセロナからブラジル代表FWネイマールを2億2200万ユーロ(約285億7000万円)で獲得した同クラブは、ファイナンシャル・フェアプレー制度(FFP)に違反する可能性があると言われており、今夏の移籍市場でこれ以上支出を増やすことを避け、1年間のレンタル期間を終えた来夏の段階で買い取る案を検討しているという。

 モナコも何のメリットもなく、エースをただ放出することは避けたい考えのため、PSGはムバぺを獲得する代わりにブラジル代表MFルーカス・モウラを譲渡するというトレードを提案しているようだ。

 さらにモナコは今シーズン、チェルシーで構想外と見なされているスペイン代表FWジエゴ・コスタに注目しているとの情報も。同選手はプレミアリーグが開幕を迎えた現在も、生まれ故郷のブラジルでトレーニングを行っており、チェルシーに戻ることを拒否。

 本人は古巣であるアトレティコ・マドリードへの復帰を望んでいるものの、交渉は進展しておらず、去就が注目されている。

サッカーキング

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