Max RacingのスーパーGT撤退の報に佐藤公哉と三宅淳詞がチームSNSからメッセージを寄せる

2023年8月24日(木)20時51分 AUTOSPORT web

 8月23日、2023年第4戦富士を最後に衝撃的なスーパーGT撤退を発表したMax Racing。結果的に、今季ステアリングを握っていた佐藤公哉と三宅淳詞にとっては第4戦がMax Racingでの最後のレースとなってしまったが、チームのSNSを通じ、ふたりはファン、そしてチームへの感謝のメッセージを寄せている。


 Max Racingは2020年からスーパーGT GT300クラスに参戦を開始。三宅はチームのスーパーGT参戦初年度からステアリングを握っている。一方の佐藤はスーパーGTでは2021年からのドライブだが、Max Racing、そして故大野剛嗣代表とはスーパー耐久参戦を通じてGT300参戦以前から関係があった。


 大野代表が亡くなった後、いつも「GO MAXさん(大野代表のドライバーネーム)のために」と好結果を目指してきた佐藤は「皆さまいつも応援ありがとうございます。非常に悲しく、私自身2018年にMax Racingに加入させていただいてたくさんのチャンスをいただいてきました」とコメントを寄せた。


「しかし、一度も優勝できなかったことが心残りで、GO MAXさんに申し訳ない気持ちでいっぱいですが、このチームでの経験を活かし、これからも精一杯走り続けます。ファンの皆さまもこれまでたくさんのあたたかい応援ありがとうございました」


 また、スーパーGTでは参戦開始からステアリングを握ってきた三宅は、「リリースのとおり前戦の富士大会をもって、Max RacingがスーパーGTから撤退することとなりました。2020年からスーパーGT、スーパー耐久のドライバーとして参戦させていただきました。優勝や表影台も経験することができました」と振り返った。


 三宅は2021年にはRn-Sportsからスーパーフォーミュラ・ライツにも参戦したが、Max Racingが挑戦をサポート。たかのこの湯 GR Supra GTと同じテーマのカラーリングで戦い、この年の好結果が2022年のスーパーフォーミュラ挑戦にも繋がった。


「それに止まらず、スーパーフォーミュラ・ライツやスーパーフォーミュラの参戦にも多大なご支援とチャンスを賜りました。大変残念ですが、これまでの多大なサポートに感謝して、結果で恩返しができるよう私自身も研鑽して参ります」と三宅は感謝を述べた。


 佐藤、三宅ともにGT300でもトップクラスの実力をもつドライバー。Max Racing参戦を通じて得た経験を活かし、早期のシート獲得に繋げてほしいところ。今後の動向が非常に気になるところだろう。

 2023年スーパーGT第1戦岡山 佐藤公哉と三宅淳詞、Max Ladyのらいなさん、亀澤杏奈さん
2021年にスーパーフォーミュラ・ライツに参戦した三宅淳詞

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